2009年7月12日 (日)

清掃探鳥会

7月から8月にかけての、一年中で最も暑い時期は、人間
だけでなく、野鳥にとっても過ごしにくい季節なのでしょう。

この時期になると、平地や低山の鳥は、もっと標高の高い
へ移動してしまったり、木の葉蔭にじっとしていたりし
て、繁殖
が終わって、さえずらなくなっていることもあって、姿を見つけ
にくくなり、あまり観察に適さない季節となります。

この季節は、鳥を見る人の間では「鳥枯れ」とか「夏枯れ」と
呼ばれ、がんばって鳥を見に出かけても、あまり成果が期待
できないので、冷房の効いた部屋でだらだらと過ごしてしまい
がちになるのですが、この鳥枯れの時期を逆に利用した企画
もあります。

日本野鳥の会の大阪支部では、もう10数年前から、この観察
に適さない時期に、日頃お世話になっているフィールドの清掃
を行おうということで、毎年7月に開催される各定例探鳥会を
清掃探鳥会として、双眼鏡で鳥も見つつ、フィールドのゴミ拾
いをしています。

もう何年も探鳥会からは遠ざかって、専ら独自に鳥を見てきた
私ですが、昨年後半からは再び、探鳥会にも時々顔を出すよう
になっていて、今年は清掃探鳥会にも、すごく久しぶりに参加し
てきました。

今回参加したのは、生駒山の麓、枚岡公園の定例探鳥会で、
府民の森として整備されている山道を中心に散策するコース
です。

090705hiraoka
展望台からの景色 2009年7月5日 Nikon COOLPIX4500

ここは、ゴミの回収等、本当によく管理されていて、山道を歩い
てみても、他所に比べてゴミが少なく、きれいに保たれていて、
感心させられました。

大阪でこの清掃探鳥会が行われている他の場所では、例えば
淀川の河川敷などは本当にひどい状況で、ゴミ箱のない所に
はゴミを捨てないという、当たり前のことが守れない人が、何で
こんなにたくさん居るんだろう?と呆れさせられるばかりです。

しかし、今回も他所より少ないとは言っても、気をつけて見れば
やっぱりゴミは捨てられていて、普段はそういう汚い部分に全然
目を向けていない自分にも気付かされました。

清掃探鳥会ということもあって、鳥の方はあまり期待せずに、軽い
山歩きのつもりだったのですが、キビタキの姿を見られたり、サン

コウチョウの鳴き声を聞けたりと、予想以上に鳥も楽しむことがで
きて、良い一日になりました。

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2009年7月 8日 (水)

夏の高原(7)

ハリオアマツバメを見た後、夕暮れ時にもよく飛ぶはずの
オオジシギを、暗くなる前にもう一度探してみようと、昼間
も何回も探し回ったあたりを、改めて巡回してみました。

しかし、やっぱり見当たらず、山裾に牧草地が広がるポイント
で、ここなんかいかにも出そうな雰囲気の場所なんだけどなあ
と思いながら待っているうちに、すっかり日が暮れて暗くなって
しまいました。

残念ながらオオジシギは見れなかったけど、ハリオアマツバメ
が期待通りに見られたし、思いがけずカッコウも撮影できたし、
来てみて良かったなと思い、オオジシギはあきらめて帰ること
にしました。

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水を飲みに来たハリオアマツバメ 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

湿原の横を抜けて、帰り道の国道に出る所でトイレに寄って、さて
それでは帰ろうかと車のドアを開けかけたその時でした!・・・もう
すっかり暗くなった夜空から、いきなりオオジシギの鳴き声が降って
きました。

こんなに暗くなってからか!と驚きましたが、ディスプレイフライトを
しながら飛んでいるシルエットを何とか確認することが出来ました。

その場所は、朝から何回も見回った所で、夕方もほんの30分ほど
前に通りかかっていて、その時も注意して見てみましたが、オオジ
シギの姿は見られなかったのでした。

せめて、もう少し明るさが残っているうちに出てくれたらなあとは
思いましたが、それでも間違いなく居ることを、自分の目で確か
めることが出来てよかったです。

こうして、もう完全にあきらめた後、最後の最後に大逆転でオオジ
シギにも出会うことが出来て、本当に実り多い遠征となったのでし
た。  (完)

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2009年7月 7日 (火)

夏の高原(6)

いよいよ姿を見せ始めたハリオアマツバメたち。
入れ替わり、立ち替わり、池にやって来ては、水面を
かすめるように飛びながら水を飲んでいきます。

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頭上を飛んだ時には、バシバシッというような、思いのほか
重量感のある羽音が聞こえました。

090627hario02

数的には、同時に見られたのは、多い時でも10羽そこそこで、
日によっては、もっとたくさんの群が見られるはずなのですが、
それでも初めて見るシーンに、しばし時間を忘れて撮影に熱中
していました。

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なにしろ、相手が高速で飛びまわる上に、だんだん日が傾いて
薄暗くなってくるので、撮影は難しくて、なかなか思うように撮れ
ませんでしたが、次々に現れるハリオアマツバメに大満足のひと
時でした。

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ハリオアマツバメ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

そうこうしているうちに、時刻は午後7時となり、完全に日が暮れ
る前に、最後にもう一度オオジシギを探しに行ってみようと、池の
畔から出発して、湿地や牧草地のある所を巡回してみました。
                                  (つづく)

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2009年7月 6日 (月)

夏の高原(5)

今回の遠征で、オオジシギとともに是非見たかったのが、
ハリオアマツバメの群飛でした。

この高原のはずれにある池に、夏の夕方になると、ハリオ
アマツバメが水を飲みに集まって来るという話を初めて聞
いたのは、もう4、5年前になるでしょうか。

090627hario01

以来、いずれはオオジシギ等を見に行って、その時に
ハリオアマツバメも一緒に見て来ようと思っていたので
すが、この時期は毎年のように、天気の巡り合わせが
悪かったり、他の用事が入ったりして、なかなか訪れる
ことが出来ず、今年やっと実現したのでした。

午後になって、ちょっと鳥の出が悪くなり、オオジシギも
相変わらず姿を現してくれなかったので、昼間のうちに
池の場所を確認しておこうと、下見に行ってみました。

090627hario04_2 

地図によると、どうやらここらしいという池が見つかりました
が、一見何の変哲もない溜め池で、水量もあまり多くなくて、
もっと満々と水を湛えた湖水のような所を想像していたので、
本当にここで合っているんだろうか?と少し不安になりました。

夕方までには、まだだいぶ時間があるとは言え、その時点では
ハリオアマツバメは影も形もありません。

しかし、ひょっとして別の池かもしれないと思って、以前にここへ
来たことのある人に電話して確認してみると、やはりこの池で合
っていて、夕方になると続々とやって来るとのことでした。

池の場所が確認できたので、その後はまた、オオジシギを探して
走り回ってみたり、少し仮眠をとったりして夕方まで過ごし、午後5
時を過ぎて、さあそろそろ行ってみようかと、再び池の所へと移動
しました。

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ハリオアマツバメ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

果たして無事に見られるだろうかと、期待と不安が入り混じった
気持ちで、車から降りて池の畔に立ってみると、池の上空を飛ぶ
数羽のハリオアマツバメの姿が視界に飛び込んで来ました。 
                                   
(つづく)

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2009年7月 4日 (土)

夏の高原(4)

カッコウを撮影できた後、またオオジシギを探して
あちこち走り回ってみましたが、やっぱり見つけら

れません。

途中、コムクドリが電線に止まっているのに出会い
ました。

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コムクドリ 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

ホオアカも居るはずなのですが、こちらは見当たらず、
午後になって、さすがにだんだんと暑くなり、鳥の出も
悪くなってきたので、少し仮眠を取ったりして、夕方の
探鳥に備えました。

今回、オオジシギの他にもうひとつ、この遠征の目玉
と言っていい鳥が、夕方になると飛び回るはずなので
した。

午後5時を過ぎて、さて、そろそろ始まる頃だろうかと、
目的の鳥が見られるはずのポイントへと移動しました。
                         
  (つづく)

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2009年7月 3日 (金)

夏の高原(3)

木のてっぺんに止まって鳴き始めたカッコウ。
いつものパターンだと、写真を撮ろうとレンズを向けた途端に
飛び去ってしまうところなので、あまり期待していなかったので
すが、意外にも飛ぶ気配もなく、ずっと鳴き続けていました。

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090627kakkou03 

これはラッキーと、ひとしきり撮影した後、しばらくして一度は
飛び去りましたが、すぐにまた戻って来てくれて、じっくりと姿
を見ることができました。

090627kakkou01_2
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止まっているところは撮れたので、今度は飛び立ちの瞬間を
ねらいましたが、残念ながらこちらには来ずに、木の裏側に
飛んでしまいました・・・
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さらに、この後電線にも止まりました。

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追い払おうとしてか、モズが近くにやって来ました。
写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

こうしてカッコウをいろいろ撮影できて、やはりここまで来た
甲斐があったなと、ひとつ満足して、さあ後はオオジシギだ
なと、再び探索を開始するのでした。  (つづく)

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2009年7月 2日 (木)

夏の高原(2)

オオジシギを探して歩き回ってみるも、お目当ての鳥は
なかなか現れません。

しかし、歩き回っているうちに、他の鳥がいろいろ見られ
ました。

電線に止まっているセキレイを見ると、ハクセキレイでした。
しかも巣があるらしく、嘴に餌の虫をどっさりくわえています。

090627haku01_2

餌の虫をどっさりくわえたハクセキレイ 

こんな内陸の標高の高いところにもかかわらず、ハクセキレイ
が繁殖しているのは意外でした。

090627seguro01
同じ電線にやって来たセグロセキレイ

あちこちで見られたモズも、秋冬に見るのとはちょっと雰囲気の
ちがう羽色になっています。

090627mozu02
090627mozu03

セキレイやモズなどを撮影しながら歩いていると、さっきから
方々で鳴いていたカッコウが、近くの木のてっぺんに止まって
鳴きだしました。

このような高原へ来ると、鳴き声はよく聞かれるものの、なか
なか写真の撮れるような所には止まってくれないカッコウです。

多分、写真を撮ろうとしたら、すぐに飛んでしまうんだろうなあと
思いながら、そーっとレンズを向けてみると、意外にも飛ぶ気配
もなく、そのまま鳴き続けています。

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木に止まったカッコウ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L 

これはラッキーな鳥に出会ったと、嬉々としてシャッターを切り
まくりました。  (つづく)

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2009年6月30日 (火)

夏の高原(1)

このところ蒸し暑い日が続き、どこか涼しい所へ行きたい!
という思いが高まっていたこともあって、この前の土曜日は
関西からはギリギリ日帰り圏内の某高原へ行ってきました。

ここは、関西から近いところでは珍しいオオジシギの繁殖地
で、この時期は運が良ければ、迫力あるディスプレイフライト
が見られるとのことで訪れてみました。

前夜発で、到着した時には、早くも空が白み始めていました
が、少々仮眠してから朝6時過ぎに起き出して探鳥スタート
しました。

高原の朝の空気は、平地とは別世界の涼しさで、むしろ肌寒
いくらいでした。

そんな爽やかな気候の中、まずは鳥を探しながら、その辺を
歩き回ってみます。

090627hoojiro01
ホオジロ

カッコウやホオジロ、ウグイスなどの鳴き声が聞かれ、モズが
所々で目に付きましたが、オオジシギの姿は見当たらず、まあ
そのうち現れるだろうと、車に戻って少し場所を移動して、また
その辺を歩き回ってみるということを繰り返しながら、お目当て
の鳥を探してみるのでした。  (つづく)

090627mozu01
モズ  写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年6月25日 (木)

北国のタカ(2)

先週末のチュウヒ観察、午前中はオス・メスともによく飛び
回り、見ている分には楽しかったのですが、なかなか近くを
飛んでくれず、たくさんシャッターを切ったわりには、気に入
ったカットは少なかったです。

そんな中から、まあまあ見れるかなという写真を何枚か
載せてみます。

090620tyuuhi03_2
090620tyuuhi04

オスが比較的近くを飛んでくれた時の写真です
(でもトリミングしています)

090620tyuuhi06
このへんがベストショットかなあ・・・

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餌を運んで来たオス・・・この後、アシ原から飛び出して来た
メスに空中餌渡しが行われます。

090620tyuuhi02
受け取った餌を持って飛ぶメス

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正面顔と背面が写っているカット

写真はいずれも 2009年6月20日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

今回はこんな感じで、観察・撮影してきました。

これからだんだん暑くなってくると、他に撮影に行く所もあまり
なくなってくるので、ここへはシーズン中にまた日を改めて、出
かけてみたいと思っています。
 

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2009年6月23日 (火)

北国のタカ(1)

ここ1ヶ月ほど、ほとんど鳥を撮影できていなかったので、
今週こそ鳥を写したい!という思いにかられて、この前の
土曜日はチュウヒに会いに行ってきました。

チュウヒは、日本では主に北海道や東北地方などで局地的
に繁殖する北国のタカで、広いアシ原のある湿地の地上に
営巣します。

本州中部以西でも、営巣地に適したアシ原が有る所では、
やはり非常に局地的に繁殖している場所があり、今回は、
そんな繁殖地のひとつを訪れてきました。

薄曇りの天候ではありましたが、涼しくて過ごしやすく、晴天
で暑くなるよりは、この方が良かったです。

チュウヒは、1ペアが営巣していて、巣そのものは草の中に
隠れて見えませんが、少し離れた所から、アシ原を見渡せる
ポイントに陣取って観察していると、メスが巣のあると思われ
る辺りから、時々飛び出して来ては、また元の場所に舞い下
りていくのが見られます。

090620tyuuhi01
最初に姿を見せたのはメスでした

メスは、巣のあると思われる所から、あまり離れて飛び回り
ません。

一方オスの方は、ずっと餌捕りに出かけていて、餌を持って
帰って来ると、巣から飛び出して来たメスに、空中で餌渡し
をするのが、何度も観察できました。

撮影のチャンスは、主にこのオスが餌を持って帰って来た時
で、オス・メス両方の飛翔が見られるほか、運が良ければ、
けっこう近くに飛んで来てくれます。

090620tyuuhi02
090620tyuuhi01_2

続いて現れたオス 写真はいずれも 2009年6月20日撮影  Canon EOS40D EF600mmF4L

この日は、残念ながらそれほど近くは飛んでくれなかったの
ですが、それでも久しぶりにたくさんシャッターを切れて、楽

しかったです。  (つづく)

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2009年6月20日 (土)

山寺にて(2)

アカショウビンを求めての探鳥行、朝6時半ごろと7時半
ごろに、すぐ近くの樹間から鳴き声が聞こえましたが、姿
は見られず、次こそはと、3度目の出現を今か今かと待ち
続けていました。

そして、少し時間が空いて10時前に、3たび鳴き声が聞か
れ、さきほどとは少し角度を変えてみたりしながら、樹林の
中に姿を探しましたが、やっぱり見える所には出て来てくれ
ず、3度目のチャンスも、姿を見ることは出来ませんでした。

そして、この後はお昼ごろまで居ましたが、鳴き声も聞かれ
なくなってしまい、やむなく諦めて撤収となりました。

それでも、アカショウビンの声を聞けて、生息地の雰囲気は
味わうことが出来たので良しとしようと思いました。

アカショウビン以外にも、サンコウチョウ・オオルリ・キビタキ・
クロツグミ・アオゲラ・アオバト・ツツドリ・ホトトギス・サンショウ
クイなどなど、いろんな鳥の鳴き声を聞くことが出来ましたが、
いずれも深い林に隠れて、声だけだったり、上空を飛んでいる
のをチラッと見ただけだったりで、写真はまったく撮れませんで
した。

ここ1ヶ月ほどは、ずっとこんな調子で、ほとんど鳥に対して
シャッターを切れていません。

来週こそは、鳥をしっかり撮影したいものだと思いながら、麓の
橋の下に営巣しているイワツバメの巣を、ちょっとだけ撮影しま
した。

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橋の下に営巣するイワツバメ 2009年6月14日 Nikon COOLPIX4500

でも、この時はコンパクトデジカメだけ持って、車から降りてしま
ったので、あくまで証拠写真程度ですが・・・

こうして、写真の成果だけを見れば、さえない結果となってしま
いましたが、短時間で多くの種類の鳴き声を聞くことが出来て、
良い所だったなあ、また来てみたいなあという、好印象を持って
帰って来ることができました。

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2009年6月18日 (木)

山寺にて(1)

6月14日の日曜日、アカショウビンとの出会いを求めて
某所へと出かけてきました。

前夜出発で、日付が変わった深夜1時過ぎに家を出て、
夜明け前に現地に到着。少し仮眠してから夜明けととも
に探鳥スタートするはずでした。

ところが、天気予報に反して、突然雨が降り出してしまい、
少々スタートを遅らせることになってしまいました。

やはり、平地とは少し気象状況が違うようです。

幸い、にわか雨で済んで、すぐに雨が上がったので、朝
5時ごろからのスタートとなりました。

この場所は、山中にひっそりとした佇まいを見せる、無人の
山寺ですが、地元の保存会が建物の管理や境内の草刈り
などを行っていて、適度にきれいに保たれています。

090614003_2
ひっそりとした無人の山寺

私が初めてここへ来たのは、もう15年ほど前になるでしょうか、
その時もやはり、アカショウビンを求めてやって来たのですが、
残念ながら出会うことは出来ませんでした。

当時まだアカショウビンを見たことの無かった私は、なんとか
その姿を見れないものかと、はじめは大阪から比較的近い所
で、観察記録のあるところを何箇所か回って見ましたが、影も
形も無く、それではもう少し遠出してみようかと、やって来たの
がここでした。

現在は、目的地から歩いて15分くらいの所まで、車で行ける
ようになっていますが、当時はもっとずっと手前から歩かなけ
ればならず、ところどころ蜘蛛の巣の張っている細い山道を
登りながら、ずいぶん寂れた所だなあと思ったのを覚えてい
ます。
あの時は、寺の周辺も今より荒れていました。

その後、鳥取まで遠征して、ようやくアカショウビンを見ること
ができ、それからしばらくは、何年も続けて鳥取へ通っていた
ので、いつしかこの山寺のことは、すっかり忘れてしまってい
ました。

ところが昨年、当地でアカショウビンが観察しやすい場所に
営巣し、にわかに観察・撮影に訪れる人が増えたそうです。

そんな噂は耳にしていましたが、結局昨年は足を運べず、
今年も昨年のポイントのあたりに出ているとの情報で、よう
やくここに来ることができました。

090614002
アカショウビンがよく現れるというポイント

さて今回ですが、朝6時半ごろに、すぐ近くで鳴き声が聞かれ、
大いに期待が高まりましたが、姿は見られず、さらに1時間後
にも同じように、声はすぐそこから聞こえてくるのに、姿はどう
しても見られないということがあって、次のチャンスこそ何とか
見える所に止まってくれないものかと、祈るような気持ちで出
現を待っていました。

退屈しのぎに、その辺を歩いてみると、境内の池に産卵に
やって来るモリアオガエルが、地面を歩いていました。

090614moriao01
モリアオガエル

どうやら産卵直後らしく、足にはまだ卵塊の泡が付いています。

また、こんな変わった植物も見られました。

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ギンリョウソウ 写真はいずれも 2009年6月14日撮影 Nikon COOLPIX 4500

ギンリョウソウというそうで、色素が無く、独特な姿形をしてい
ます。

そんな動植物を観察しつつ、アカショウビンの出現を、今か今か
と待っていました。  (つづく)

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2009年6月16日 (火)

近況報告

6月に入って、いよいよ夏鳥の良いシーズン真っ只中
だというのに、このところブログの更新が滞りがちだっ
たのは、ずばりネタ切れが原因でした。

5月末に足の豆を潰したところに、ばい菌が入ったらしく
大きな水ぶくれが出来てしまい、その後も最初の箇所は
治ったのですが、別の箇所に次々に水ぶくれが出来て、
完治までに時間がかかり、苦しんでいました。

一時は、こんな調子では、しばらくどこにも行けないんじゃ
ないかと、暗澹たる気分にさせられたりもしていたのです
が、ここへきてようやく快方に向かってきて一安心といった
ところです。

そんなわけで、6月最初の土日は、とても重い機材を担いで
歩けるような状態ではなく、車で横付けできるホタルの観察
ポイントへ、夕方からちょっとだけ偵察に行っただけで終了
しました。

そして、この前の日曜日、ようやく復活して鳥を見に行って
きました。足の調子もどうやら大丈夫そうで、来週以後は、
これまでの分を取り返すべく頑張らなければと思っています。

090614001
こんな所へ行ってきました(この時のもようは明日以後に・・・)
2009年6月14日撮影 Nikon COOLPIX4500

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2009年6月10日 (水)

赤い鳥、青い鳥

春の渡りも、ほぼ終了したかと思われた5月下旬、大阪市内
の某公園にアカショウビンが出現したという噂を聞きました。

しかし、その次の週末には、最初に観察されてから、すでに
一週間くらい経っていたので、当然もうとっくに抜けてしまった
ものとばかり思っていました。

ところが、5月30日の土曜日に行った方から、まだ居たと教え
ていただいて、しかもけっこう見やすい枝に止まっていたりした
ようなので、それならせっかくだから見に行っておこうと、翌日
出かけてみました。

早朝は天気が怪しかったので、ちょっとゆっくりめに、午前10時
ごろに到着して、アカショウビンの出現を待ちます。

しかし、前日はよく見られたというアカショウビンは、この日は
何人かの人がチラッと姿を見た程度で、まだ残って居ることは
間違いなかったのですが、ゆっくりとは姿を現してくれませんで
した。

結局午後5時まで粘って、見れずじまいに終わり、それはとても
残念だったのですが、変わりにと言っては何ですが、サンコウチ
ョウのオス、それも尾羽の非常に長いきれいな個体が出現して
くれました。

サンコウチョウも、あまり良い場所には止まってくれず、写真は
遠い遠いシルエットの証拠写真だけでしたが・・・
090531sankou
サンコウチョウ(トリミング) もっと近くから撮りたかった・・・
2009年5月31日 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

もうちょっと近くから、あの長い尾羽や、青いアイリングをじっくり
見たかったなあと、贅沢を言えばきりがありませんが、それでも
久々にサンコウチョウに出会えて、長い尾羽をヒラヒラさせなが
ら、木から木へ飛び移る姿を見ることができ、行ってみて良かっ
たなと思いました。

他にも、センダイムシクイやメボソムシクイのさえずりも聞けて、
5月末のこの時期でも、まだけっこう渡っている鳥が居るもんだ
なと、ちょっと驚かされました。

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2009年6月 5日 (金)

大台ヶ原(3)

長い急な下り坂を下り切って、やっとたどり着いたシオカラ谷
では、清流や吊り橋のある風景を楽しむことが出来ました。

それまでは、遥か遠くの谷から聞こえてくるだけだった、コマドリ
やコルリのさえずりも、ここでは近くからも聞こえてきます。

090518oodai06
水がとてもきれいでした 2009年5月18日撮影 Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

結局姿を見ることはできませんでしたが、コマドリの声も聞けて、
しばし休憩の後、さてそろそろ行こうかと再び歩き始めると、今度
は強烈な登りが待っていました。

谷底まで下りてきたので、今度は同じように急な登りを上らなけれ
ば帰れないのです。これがまたきつくて、長めの休憩を取ったばか
りなのに、膝はもう笑いっぱなしという感じでした。

この強烈な登りが、ようやくひと段落して、アップダウンの少ない
道に戻った頃、すぐ目の前の木にオオルリが止まりました。

実はここまで、鳥はほとんど鳴き声ばかりで、写真は1枚も撮れて
いなかったのですが、ここでようやく鳥にカメラを向けるチャンスが
やってきました。

しかしながら、この時カメラに着けていたのは、花や風景用の短い
レンズだったので、鳥用のレンズに着け換えなければなりません。

飛んでしまうかなあと心配しましたが、そーっと望遠のズームにレン
ズ交換している間、オオルリは意外にも、同じ所にじっと止まってい
てくれました。

レンズを交換できて、良かった、これなら撮影できそうだぞと思った
その瞬間、しかしオオルリはやっぱり飛び立って、森の中に消えて
行ってしまいました・・・というわけで、今回鳥の写真はありません。

ああ惜しかったなあと思いながら、駐車場方面へ歩いていると、ここ
まで姿を見ていなかったシカが、最後に3頭で現れました。

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最後に姿を見せたシカ 2009年5月18日撮影 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

かつては本当に多くて、遊歩道沿いのいたるところで見られた大台
のシカも、防除柵の影響等もあるのか、遊歩道沿いでは以前ほど
目につかなくなっているようです。ただ、人目につかないだけで、数
自体はあまり変わっていないようですが・・・

結局鳥はまったく撮影できずに終わってしまいましたが、晴天の下
平日の大台ヶ原散策をのんびりと楽しめた一日でした。

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