6月14日の日曜日、アカショウビンとの出会いを求めて
某所へと出かけてきました。
前夜出発で、日付が変わった深夜1時過ぎに家を出て、
夜明け前に現地に到着。少し仮眠してから夜明けととも
に探鳥スタートするはずでした。
ところが、天気予報に反して、突然雨が降り出してしまい、
少々スタートを遅らせることになってしまいました。
やはり、平地とは少し気象状況が違うようです。
幸い、にわか雨で済んで、すぐに雨が上がったので、朝
5時ごろからのスタートとなりました。
この場所は、山中にひっそりとした佇まいを見せる、無人の
山寺ですが、地元の保存会が建物の管理や境内の草刈り
などを行っていて、適度にきれいに保たれています。
ひっそりとした無人の山寺
私が初めてここへ来たのは、もう15年ほど前になるでしょうか、
その時もやはり、アカショウビンを求めてやって来たのですが、
残念ながら出会うことは出来ませんでした。
当時まだアカショウビンを見たことの無かった私は、なんとか
その姿を見れないものかと、はじめは大阪から比較的近い所
で、観察記録のあるところを何箇所か回って見ましたが、影も
形も無く、それではもう少し遠出してみようかと、やって来たの
がここでした。
現在は、目的地から歩いて15分くらいの所まで、車で行ける
ようになっていますが、当時はもっとずっと手前から歩かなけ
ればならず、ところどころ蜘蛛の巣の張っている細い山道を
登りながら、ずいぶん寂れた所だなあと思ったのを覚えてい
ます。あの時は、寺の周辺も今より荒れていました。
その後、鳥取まで遠征して、ようやくアカショウビンを見ること
ができ、それからしばらくは、何年も続けて鳥取へ通っていた
ので、いつしかこの山寺のことは、すっかり忘れてしまってい
ました。
ところが昨年、当地でアカショウビンが観察しやすい場所に
営巣し、にわかに観察・撮影に訪れる人が増えたそうです。
そんな噂は耳にしていましたが、結局昨年は足を運べず、
今年も昨年のポイントのあたりに出ているとの情報で、よう
やくここに来ることができました。
アカショウビンがよく現れるというポイント
さて今回ですが、朝6時半ごろに、すぐ近くで鳴き声が聞かれ、
大いに期待が高まりましたが、姿は見られず、さらに1時間後
にも同じように、声はすぐそこから聞こえてくるのに、姿はどう
しても見られないということがあって、次のチャンスこそ何とか
見える所に止まってくれないものかと、祈るような気持ちで出
現を待っていました。
退屈しのぎに、その辺を歩いてみると、境内の池に産卵に
やって来るモリアオガエルが、地面を歩いていました。
モリアオガエル
どうやら産卵直後らしく、足にはまだ卵塊の泡が付いています。
また、こんな変わった植物も見られました。
ギンリョウソウ 写真はいずれも 2009年6月14日撮影 Nikon COOLPIX 4500
ギンリョウソウというそうで、色素が無く、独特な姿形をしてい
ます。
そんな動植物を観察しつつ、アカショウビンの出現を、今か今か
と待っていました。 (つづく)