夏の高原(5)
今回の遠征で、オオジシギとともに是非見たかったのが、
ハリオアマツバメの群飛でした。
この高原のはずれにある池に、夏の夕方になると、ハリオ
アマツバメが水を飲みに集まって来るという話を初めて聞
いたのは、もう4、5年前になるでしょうか。
以来、いずれはオオジシギ等を見に行って、その時に
ハリオアマツバメも一緒に見て来ようと思っていたので
すが、この時期は毎年のように、天気の巡り合わせが
悪かったり、他の用事が入ったりして、なかなか訪れる
ことが出来ず、今年やっと実現したのでした。
午後になって、ちょっと鳥の出が悪くなり、オオジシギも
相変わらず姿を現してくれなかったので、昼間のうちに
池の場所を確認しておこうと、下見に行ってみました。
地図によると、どうやらここらしいという池が見つかりました
が、一見何の変哲もない溜め池で、水量もあまり多くなくて、
もっと満々と水を湛えた湖水のような所を想像していたので、
本当にここで合っているんだろうか?と少し不安になりました。
夕方までには、まだだいぶ時間があるとは言え、その時点では
ハリオアマツバメは影も形もありません。
しかし、ひょっとして別の池かもしれないと思って、以前にここへ
来たことのある人に電話して確認してみると、やはりこの池で合
っていて、夕方になると続々とやって来るとのことでした。
池の場所が確認できたので、その後はまた、オオジシギを探して
走り回ってみたり、少し仮眠をとったりして夕方まで過ごし、午後5
時を過ぎて、さあそろそろ行ってみようかと、再び池の所へと移動
しました。
ハリオアマツバメ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L
果たして無事に見られるだろうかと、期待と不安が入り混じった
気持ちで、車から降りて池の畔に立ってみると、池の上空を飛ぶ
数羽のハリオアマツバメの姿が視界に飛び込んで来ました。
(つづく)
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