2009年11月15日 (日)

山上にて(2)

イヌワシを求めて山の上へと出かけた10月31日、午前中は
イヌワシは見るには見れたものの、撮影に関してはいまひと
つな状況で、午後からの出現に期待がかかりました。

午後になって、だんだん雲が増えてきたとはいえ、それでも日なた
に居ればポカポカと暖かく、本当ならこの時期のこの山の上は、か
なりの寒さになるはずなことを思えば、天候には非常に恵まれたと
言っていいと思います。

しかし、一回ぐらいは紅葉をバックに飛んでくれるだろうという期待
とは裏腹に、午前中は何度か出現していたイヌワシが、パッタリと
飛ばなくなってしまいました。

夕方までには、まだまだ時間があるので、ここは忍耐強く待つしか
ないなと、じっと飛ぶのを待ち続けました。

イヌワシの出現を待ちながら、遠くの斜面を見ていると、ガレ場の
ようになった所に、何やら黒くて大きな動物が歩いているのを見つ
けました。

091031kamosika01
はるか遠くの斜面に黒い塊が・・・

一瞬クマかと思いましたが、顔を上げるとカモシカでした。

カモシカはもっと白っぽいイメージを持っていたのですが、背中から
見ると、こんなに黒いんだなと驚かされました。

091031kamosika02
ニホンカモシカ(大・大トリミングしても、この小ささですが・・・)

そんなことをしていると、2時半ごろになって、ようやく久しぶりに
イヌワシが上空に出現しました。

よし!今度こそ紅葉バックに飛んでくれないか?と思ったのですが
何とイヌワシはすぐに後ろ向きになってしまい、そのまま山の裏側
に消えて行きました。

091031inuwasi06
イヌワシが出ましたが、すぐに後ろ向きに・・・

そして、この後夕方4時過ぎまで粘りましたが、ついに再び姿を見せ
ることはなく、これがこの日最後の出現となってしまったのでした。

結局、朝8時半から夕方4時過ぎまで居て、イヌワシは2個体が合計
5回にわたって出現しましたが、いずれも距離が遠かったり、逆光だ
ったりで、決定的なシャッターチャンスは無いままに終わってしまいま
した。

本当は、1日に何回もイヌワシが飛ぶのを見られるだけでも、すごい
ことなのですが、条件の良かった日に当たった人の成果を見てしまう
と、せっかくいい天気で、紅葉もいい具合だったのに、なんでよりによ
ってあんなに愛想が悪かったんだと、ぼやきたくもなってしまいます。

やっぱり1回ぐらい行っただけでは、そう簡単にいい目はみられない
ということですね。中には1回目で良い日に当たる強運な人も居るよ
うですが、やはり何回も足を運んでいるうちに、絶好のチャンスに恵
まれる時がやって来るのでしょう。

この山も、今シーズンはそろそろ道路が冬季閉鎖に入って登れなく
なるので、また来春に出かけてみようと思っています。

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この日最後のイヌワシ 写真はいずれも  2009年10月31日  Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年11月14日 (土)

山上にて(1)

10月31日(土)、イヌワシがよく見られることで有名な某山へ
行ってきました。

前回ここに来たのは、たしか3年くらい前の秋。その時は、山の
麓のほうは晴れていたのに、山上へ上がってみると、すごい霧
で見通しがきかず、結局イヌワシも飛ばずじまいでした。

そんなこともあって、ここのイヌワシには長らくお目にかかれて
いなかったので、久々に見たいなあと思い、山上へと足を運ん
でみました。

朝8時半ごろに観察ポイントに到着。幸い天気も良く、心配して
いた寒さも、それほどでもなくて、これなら快適に過ごせそうだと
ほっと一安心。あとはワシさえ期待通りに飛んでくれれば最高の
休日になると思われました。

到着から1時間ほどが経過したころ、ついに上空にイヌワシが姿
を現しました。

091031inuwasi01
この日一回目の出現

しかし、ちょっと距離が遠く、光線も良くありません。
すぐに山かげに隠れて見えなくなってしまったと思ったら、今度は
2羽で姿を現し、山の上を帆翔しはじめましたが、それも長くは続
かず、すぐにまた山かげに隠れてしまいました。

最初の登場では、遠くをちらっと飛んだ程度で姿を隠してしまいま
したが、まずは姿を見ることができ、次はもうちょっと近くを飛んで
撮影させてくれれば言うことないなと、次のチャンスに期待が高ま
りました。

091031_001
紅葉の谷 2009年10月31日 Canon EOS10D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

目の前の谷は、ちょうど紅葉が見頃で、一日待っていれば、一回
ぐらいは、この上を飛んでくれるだろうと、その時を今か今かと、
待ち構えていました。

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何度か姿を見せるも、なかなかいい所を飛んでくれず
(写真はいずれもトリミングしています) 

ところが、その後何回か姿を現すも、逆光側の山の上で輪を描いて
は、またすぐに山かげに隠れてしまうことの繰り返しで、なかなか良
いシャッターチャンスがやって来ないままに、いつの間にか時刻はお
昼を過ぎてしまっていました。   (つづく)

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イヌワシの写真はいずれも 2009年10月31日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年11月11日 (水)

お城でヒタキ

このところ毎年、秋のタカ渡りシーズンには、鳥を見に行く所が
タカの見られる場所一辺倒になってしまっていました。

この時期は、他の鳥たちもまた秋の渡りの時期なのですが、そち
らの方は、タカを見に行った所で偶然出会う以外は、全然見に行
けていなかったのでした。

それではもったいないので、たまには渡りの小鳥でも見に行って
みようということで、サシバ・ハチクマの渡りがひと段落して、ハイ
タカ属の渡りには、まだ少し早い10月18日、久しぶりに大阪城
公園へ出かけてきました。

091018kibitaki01
キビタキ

事前の情報では、ノゴマがよく見られているという話で、期待して
いたのですが、このところ毎日出ているというポイントで、数時間
待つも全然現れず、やむなくキビタキを少し撮っただけで諦めて、
別の場所を探しはじめました。

091018kibitaki03
091018kibitaki04

ノゴマのポイントに出たキビタキ

次に行ったポイントでは、今年初めてのムギマキを見ることができ
ましたが、木から木へ盛んに飛び回っていて、なかなかじっとして
くれず、何とか撮れた写真も、木の隙間からの何とも苦しいカット
で、どうにもいまいちな出来でした。

091018mugi01
ムギマキ

ムギマキは、メスとオス若鳥が1羽ずついたようですが、こちらの
個体は
メスの方でしょうか。

091018mugi02

残念ながらこんな写真しか撮れず

他にはコサメビタキをちょっとだけ撮影できたり、渡って来た
ばかりのジョウビタキを見れたりと、ヒタキの仲間をいろいろ
楽しめた1日でした。

091018kosame03
コサメビタキ

結局ノゴマは見られず、写真もあまり撮れませんでしたが、いい
気分転換になりました。

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コサメビタキ 写真はいずれも 2009年10月18日撮影
Canon EOS40D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)


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2009年11月 6日 (金)

再びいつもの岬へ(2)

2日目の10月12日、まだ薄暗いうちから起き出して、観察
ポイントへ。

今日こそは、もっとたくさんのタカをと意気込んでいたのです
が、はじめの何時間かは前日以上にタカの出が悪く、これは
まいったなあという状況が続きました。

091012_01
こんな景色の中、タカを待ちます

それでも、天気は前日に続いての晴天で、上を見上げれば
青空、下を見下ろせば青い海が広がり、そんな景色を眺め
ながら、ゆっくりとティータイムを楽しむことができました。

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ハチクマ幼鳥

さて、もうちょっと何か飛ばないかなと思っていると、ようやく
ポツポツとタカが飛び始めました。

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ノスリが増えてきました

特にオオタカは、前日に続いて幼鳥が何度も姿を現してくれて
楽しめました。

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091012ootakaj_03

オオタカ幼鳥

一度は、同時に現れたハヤブサが、オオタカに向かって急降下
を仕掛ける空中戦が見られましたが、2羽が接近したところでシ
ャッターを切るも、一瞬間に合わず、画面には1羽しか写ってい
ませんでした。

091012hayabusa02
ハヤブサが急降下

そうこうするうちに、時刻はお昼を過ぎて、この日は三連休の
最終日で、あまり帰りが遅くなると大渋滞に巻き込まれてしま
う可能性が高かったため、ちょっと早目に撤収を始めました。

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サシバ成鳥

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こちらはハイタカ

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暗色型のハチクマも

そして、荷物をまとめて、カメラもザックに入れてしまって、もう
引き上げようとしていた午後1時半ごろ、ハイタカが上空に現
れて、ここ数年になかったくらい、ゆっくりと頭上で帆翔しはじ
めました。

見ている分には最高だったのですが、残念ながらカメラはすで
にザックの中で、絶好のチャンスを逃してしまいました。

091012nosuri03
こちらを見ながら飛んで行くノスリ

そんなこともありましたが、2日間にわたって小旅行を十分に
楽しむことができました。

この週も、ハイタカやツミはまだあまり飛ばず、次回はハイタカ
とツミの成鳥を狙うべく、晩秋の岬行きを計画するのでした。

091012ootakaj_02
オオタカ幼鳥 タカの写真はいずれも 2009年10月12日撮影
Canon EOS40D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)

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2009年11月 5日 (木)

再びいつもの岬へ(1)

10月4日に行った、今シーズン1回目の岬詣でが、まずまずの
成果となった後、翌週も今度は一泊二日で出かけてきました。

1日目は三連休の真ん中の10月11日。
いつもは現地までは1人で行くのですが、今回は5人で現地の
国民宿舎に泊まっての小旅行となり、11日の早朝に大阪市内
で集合して和歌山に向かい、途中食料の買い出し等もあって、
午前9時過ぎに到着となりました。

しかし、この日はタカの出が悪く、しかも近くを飛ぶものがほとんど
居ないような状況で、まともな写真が撮れたのは、このオオタカ幼
鳥くらいでした。

091011ootakaj_01_2

それでも、晴天の下のんびりと空を見上げて過ごし、条件はあまり
良くなかったとはいえ、サシバ・ハチクマ・ノスリ・ハヤブサ・チョウゲ
ンボウなども見られて、それなりに楽しめました。

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オオタカ幼鳥 2枚とも 2009年10月11日撮影 
Canon EOS40D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)

夜は、観察ポイントからすぐの所にある国民宿舎に宿泊。
ここに泊まるのは、多分10年ぶりくらいで、この岬に通い始めて
もうそんなになるのかと、月日の流れの速さを感じさせられまし
た。

一部改装して、以前に泊まったときよりも綺麗になっていて、夕食
も刺身等なかなか良くて、値段も手頃でけっこう満足できました。

普段は車中泊で済ませてしまうことが、ほとんどなのですが、たま
にはこんな風に旅館に泊まるのもいいもんだなあと、改めて思い
ました。  

2日目は明け方から観察ポイントに詰める予定で、明日こそはと
翌日に期待して就寝となりました。  (つづく)



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2009年10月29日 (木)

そしていつもの岬へ(2)

タカの数は少ないけれど、内容はそこそこ楽しめたので、まあ
良かったかなと思いながら、お昼時になったので、弁当を食べ
始めたところ、にわかにサシバが飛びはじめました。

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午後からサシバの群が何度も見られました

ここでは、なぜか弁当を広げると、途端にタカが飛びはじめる
ことが多く、これは早朝にタカ渡りの一大中継地である、愛知
県伊良湖岬を飛び立った群が、紀伊半島を抜けて、四国と向
かい合うこの場所に到着するのが、だいたいお昼ごろになる
らしいことと関係があるようなのですが、それにしても、ちょっ
としたジンクスになっています。

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その後も、しばしばサシバ、ハチクマの群が現れて、高い所
を飛んで行くものが多く、写真を撮るには、やや遠いなあと
いう感じではありましたが、次々に現れては渡っていくタカ
を見て、大いに楽しむことができました。

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091004hachi_j02

ハチクマ暗色型幼鳥

上の暗色型のハチクマが現れた時には、はじめは別の鳥を
ファインダーに捕らえていて、この鳥に気付いていなかった
のですが、周りから「暗色型だ!」という声が聞こえてきたの
で、てっきりサシバの暗色型が飛んでいるんだと思い込んで、
それは大変!と大慌てで探しました。

結果ハチクマの暗色型でしたが、これもまた面白い個体でした。

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こちらはオオタカ幼鳥

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お昼ごろに飛んだミサゴ

こうして、今シーズン1回目の岬詣では、上々のスタートと
なったのでした。

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サシバ(写真はいずれも、かなりトリミングしています)
2009年10月4日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月28日 (水)

そしていつもの岬へ(1)

今年のタカ渡りシーズンは、序盤に福江島へ行ったり、四国へ
行ってみたりもしましたが、やっぱりメインの観察地になるのは
毎年通い慣れたいつもの岬です。

というわけで、10月4日に今シーズン初めて和歌山へ行って来
ました。

091004sashiba01
サシバ成鳥

毎年ここでしかお会いする機会の無い方も多い、常連組の皆さん
と再会して、いよいよ今年もこの時期がやって来たなと、シーズン
インを実感しました。

この日は、午前中は天気は良いが、タカはあまり飛ばないという
よくあるパターンではありましたが、それでも定番のサシバ、ハチ
クマの他、チョウゲンボウがけっこう近くを飛んで行ったりもして、
それなりに楽しめました。

091004sashiba02
サシバ成鳥

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ハチクマ幼鳥

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近くを飛んで行ったチョウゲンボウ

また、先日の福江島で見そびれてしまった、アカハラダカの成鳥
が1羽出現しました。

091004akahara01
アカハラダカ成鳥(証拠写真程度ですが・・・)

だいぶ高い所を飛んで行ってしまったとはいえ、今年はもう見れ
ないだろうと諦めていたのに、思いがけず和歌山で出会うことが
できて、うれしかったです。

他にもオオタカやミサゴ、ハヤブサなども飛んで、数こそ少ないもの
の、けっこう楽しめたので、今日はまあこれで良かったんじゃないか
なと思っていたところ、お昼ごろになって、次々にまとまった数のタカ
が飛び始めました。  
(つづく)

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青空にミサゴ 写真はいずれも 2009年10月4日撮影
Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月24日 (土)

タカと渦潮(2)

お昼を過ぎて、空は晴れ、海も青さを増して、景色は素晴らしく、
絶好の写真日和となりました。

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2009年9月26日 Canon EOS40D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

ところが、やっぱりサシバやハチクマは遥か上空を飛んでいく
ばかりで、なかなか近くを飛んでくれません。

そんな中、午後になって、ノスリだけは何度も近くを飛んで行き
ました。

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ノスリといえば、10月後半が渡りのピークで、ノスリがたくさん
飛ぶようになったら、タカ渡りも後半戦というイメージを持って
いたのですが、今回はまだ9月で、タカ渡りシーズンが始まっ
たばかりだというのに、けっこうたくさんのノスリが渡っていき
ました。

090926nosuri03
090926nosuri04
ノスリがこの時期としてはたくさん飛びました

他には、ミサゴがよく姿を見せましたが、ぜひ撮りたいと思って
いた、海バックのミサゴは、撮るには撮ったものの、いまひとつ
な出来に終わってしまいました。

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海をバックにミサゴ

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こちらは海バックのトビ

また、展望台の遥か下の海岸を見ていると、久しぶりに見る
クロサギが2羽であちこち飛び回っていました。

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海上を飛ぶクロサギ

もう少したくさん、サシバが飛んでくれれば、言うことなかったの
ですが、それでも、いつもとはちがう場所でタカ渡りを楽しめた
一日でした。

でも、後で聞いた話では、この次の日、9月27日は1,000羽ちかい
数のサシバが渡って、今シーズン一番の出来だったとか・・・

行くのが一日早かったようで、ちょっと残念でしたが、来シーズン
以後も、年に一回くらいは訪れてみたいと思う場所でした。(完)

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午前中に撮ったサシバ

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横からのミサゴ

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トビもいろいろ撮れました
鳥の写真はいずれも 2009年9月26日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月22日 (木)

タカと渦潮(1)

福江島から帰って来て3日後、福江ではたくさんのハチクマに
出会えたので、今度はサシバをたくさん見たいものだと思い、
四国の入口、渦潮の見える展望台へ行ってきました。

朝6時ごろ、展望台に到着すると、朝日に染まる海峡が見渡せ
ました。

090926naruto01
2009年9月26日 Canon EOS40D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

橋から近い海上に、1ヶ所にずいぶんたくさんの漁船が集中して
いる所があるのを見て、あの辺がよっぽどいいポイントなんだろ
うなぁ、などと思いながら、タカが飛び始めるのを待ちました。

しばらくすると、サシバがポツポツと飛び始めましたが、高いところ
や遠いところを飛んでいくばかりで、もうちょっと近くを飛んでくれな
いかなぁと思っていると、ようやく1羽、けっこう近くを飛んで行きま
した。

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サシバ成鳥 2009年9月26日 Canon EOS40D EF600mmF4L

眼下の海は、先日の福江島に劣らぬほどの絶景で大阪から
2時間ほどで来れる所に、こんな良い場所があったのかと、新
たな発見をした気分でした。

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渦潮の海 2009年9月26日 Canon EOS40D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

しかし、その後もタカの方は、なかなかいい所を飛んでくれず
サシバが2度ほど近くを飛んだだけで、時刻はいつの間にか
お昼時になっていました。  (つづく)

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サシバ 2009年9月26日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月18日 (日)

2009年秋 五島列島の旅(10)

鬼岳で少し鳥を見た後、福江港近くで昼食を済ませ、福江城や武家
屋敷町などを散策しているうちに、いよいよ帰りの船の時間が近づ
いてきました。

今回の福江行では、結局当たりの日は9月21日だけでしたが、それ
でも今までにない数のハチクマを見られて、大満足の成果となりまし
た。

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頭上にハチクマのタカ柱 2009年9月21日撮影 
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

できれば、もう何日か居たかったなぁと、名残惜しく感じながら、夕方
4時40分発のフェリーで長崎に向かいました。

そして、長崎には定刻どおり午後8時に到着し、再び長い道のりを走
って、23日のお昼前に帰宅しました。

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夜明けの海 2009年9月21日撮影 Canon EOS10D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

長崎までは思っていた以上に遠く、そこからさらに3時間以上もフェ
リーに乗らないといけないので、福江島まで行くのは大変でしたが、
着いてしまえば、後はとても快適に過ごせて、景色も良く、鳥もたく
さん見られて、本当に行ってみて良かったなと思っています。

090921fukue02
展望台から眼下に見下ろす入り江 2009年9月21日撮影 
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS


ハチクマとともに期待していたアカハラダカが、ほとんど見られなかっ
たのが、ちょっと残念でしたが、それはまた来年、今度はアカハラダカ
の渡りで有名な某所へ行ってみよう・・・
ということは、来年もまた長崎
か・・・などと、早くも来年のことを考えています。

そして、何年か先には、また福江島にも行ってみたいものだと、再訪の
日が来るのを楽しみにしています。    (完)

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2009年10月17日 (土)

2009年秋 五島列島の旅(9)

島の西側から、北をぐるっと回って東側の福江地区へ、午前11時
過ぎに到着しました。

フェリーの時間までには、まだ何時間もあるので、さてどうしようか
と考えた結果、島の東南にある鬼岳へ行ってみました。

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鬼岳天文台 2009年9月22日 Nikon COOLPIX 4500

この鬼岳は、全山芝生に覆われた火山で、なだらかな斜面に遊歩道
がついています。

アカハラダカの渡りの観察ポイントとしても知られているとのことで、
ちょっと期待していましたが、やっぱり天気が悪すぎました。

090922onidake02

今回の福江行では、ハチクマとともに、アカハラダカにも期待していた
のですが、福江島の中でも、ハチクマの渡るポイントと、アカハラダカ
の渡るポイントはまたちがっているそうで、大瀬山にも少数のアカハラ
ダカは現れましたが、大きな群を見ることはできませんでした。

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090921akahara_j02
大瀬山ではアカハラダカは幼鳥ばかり少数が現れただけでした
2枚とも 2009年9月21日 Canon EOS40D EF600mmF4L

鬼岳を散策していると、芝生の上にチドリの仲間がいるのを見つけ
ました。

090922medai01

渡りの時期の離島では、普段居るのとはちがう環境に鳥がいること
がよくあるとはいえ、近くに海もあるのに、わざわざこんな山の上の
芝生のところに居るというのは、ひょっとして何か変わった種類のチ
ドリではないか?と確認するべく、一生懸命写真を撮りました。

090922medai02

が、しかし、よくよく見てみれば、どうやら夏羽から冬羽に換羽中の
メダイチドリのようでした。

最近、シギ・チドリはすっかりご無沙汰なので、ぱっと見ただけでは
何だかよくわかりませんでした・・・

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メダイチドリ 2009年9月22日 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

そんなことをしているうちに、いつの間にかすっかりお昼時を過ぎて
いたので、鬼岳を下りて、昼食を食べに行きました。  (つづく)

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2009年10月16日 (金)

2009年秋 五島列島の旅(8)

予報どおり雨になってしまった9月22日、土砂降りにこそならな
かったものの、小雨が降ったり止んだり、時折雨足が強くなった
りと、撮影には適さない天候になってしまいました。

いちおう大瀬山まで行ってはみたものの、この天気じゃしょうが
ないなぁと思っていたところ、突然近くの山から湧き上がるよう
にハチクマの群が飛びはじめて、たちまち50羽くらいのタカ柱
ができました。

090922takabashira
どんよりとした空にタカ柱 

おおっ、こんな天気でも飛ぶのか!と驚いて見ていると、しかし
飛び出してはみたものの、結局しばらくすると、潮が引くように
スーッとまた山の中に下りて行ってしまいました。

その後も何度か、群が舞い上がりましたが、渡って行くことはなく、
こちらのすぐ近くまで飛んで来ることもなく、やっぱりしばらくすると
下に降りて行ってしまいました。

そんな様子を観察している最中に、展望台下の駐車場の傍の
潅木の茂みから、サンコウチョウがひょっこり姿を現しました。

すぐにまた茂みに隠れてしまって、再び見ることは出来ません
でしたが、やっぱり渡りの時期なんだなぁと実感させられました。

結局、ハチクマの撮影はあきらめて、8時半ごろに下山。
ちょっと地図でも見ながら、この後どっちへ行くか考えようと、麓の
公園の駐車場へ戻ってみると、電柱にチョウゲンボウが止まって
いました。

090922chogen01

その時は小雨が降っていたこともあり、また、どうせすぐに飛んで
しまうだろうと思ったのもあって、手持ち用のレンズだけ持って、遠
くから撮影しながら徐々に近づいて行ってみると、これが意外にも
全然飛びません。

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電柱にチョウゲンボウ 写真はいずれも 2009年9月22日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

雨降ってるし、光線も悪いけど、これだけ近寄れるんだったら三脚
に600ミリをセットして撮っておいた方がいいかなと思った矢先、し
かしやっぱり、チョウゲンボウは飛んで行ってしまいました。

その後は、島内を一周している大きな道に沿って、所々寄り道しな
がら、フェリー乗り場のある、島の東側へと移動して行きました。
                                  (つづく)

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2009年10月14日 (水)

2009年秋 五島列島の旅(7)

多くのハチクマに出会えた9月21日、大満足のうちに午後
3時半ごろ観察終了となりました。

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090921hachij08

海をバックに飛翔

翌日の天気予報は雨。時々小雨が降る程度なら、何とか撮影
できないこともないかな?と思っていたのですが、この日、山を
下りてしばらくしてからやって来た、スコールのような豪雨を見
て、
突然こんな雨に降られたりしたら、たまらんなぁと、気が変
わりました。

なかなか簡単に来れる所ではないし、大瀬山と福江地区の往復
だけで終わってしまうのも、もったいない話なので、せっかくだか
ら、この機会に島内を一周してみようと、福江島最終日は、予報
どおり天気が崩れたら観光にあてることにしました。

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ハチクマ幼鳥 2009年9月21日 Canon EOS40D EF600mmF4L 

明けて22日、天気はやっぱり雨。いちおう朝ゆっくりめに大瀬山
展望台へ行ってみましたが、この天気ではなぁ・・・と下の駐車場
で様子を見ていると、突然近くの山の上にハチクマのタカ柱が出
現しました。  (つづく)

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2009年10月13日 (火)

2009年秋 五島列島の旅(6)

9月21日撮影のハチクマ写真の続きです。

今度はメス成鳥から

090921hachi04
090921hachi05

この2枚は同一個体です

090921hachi06
090921hachi07

続いて淡色型のメス成鳥

090921hachi
オス成鳥(上)とメス成鳥が並んで飛んでいました

ついつい成鳥にばかり目が行ってしまいましたが、幼鳥もけっこう
いろいろ飛んでいました。

090921hachij02
090921hachij03_2

まずは、典型的なタイプから

090921hachij04
090921hachij06_2
090921hachij05
これもよく見かけるタイプですね

090921hachij01
こちらは淡色型 写真はいずれも 2009年9月21日撮影
Canon EOS40D EF600mmF4L

一度にたくさんのハチクマが飛来すると、どれを撮っていいのか
目移りして、結局これと決めた成鳥1羽ばかりを追いかけてしま
っていました。

今にして思えば、せっかくいろいろなタイプの個体が飛んでいる
のだから、もうちょっと余裕を持って、
観察もしておけばよかった
なぁと思うのですが、その場ではとりあえず写真を撮るのに必死
で、そこまで頭が回りませんでした。

いずれにしても、今までに1日で、こんなにたくさんのハチクマを
見られたことは、もちろん無かったので、この日のハチクマの群
飛は、初めて見る光景として記憶に残りました。  (つづく)

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2009年10月10日 (土)

2009年秋 五島列島の旅(5)

ハチクマの渡りを大いに楽しめた9月21日、早朝のうちは曇って
いましたが、時間を追うごとに天気が良くなっていきました。

しかしながら、ハチクマが一番よく飛んだのは、朝まだ空が曇って
いた時間帯でした。

それでも、午後になってからも退屈しない程度には飛んでくれて、
たくさん撮影できたのですが、後で見てみると、やはり光線が悪
かったり、露出を間違えていたりで、「鳥が近い」「ピント・露出が
バッチリ」「バックが青空」の3点をすべてクリアしている写真が、
ほとんど見当たりませんでした。

とは言え、せっかくいろいろ撮影できたので、ここに発表してみた
いと思います。

まずは、ハチクマ・オス成鳥シリーズから・・・・

090921hachi07
090921hachi08
090921hachi09
090921hachi10

3枚目と4枚目は同一個体です

090921hachi12
090921hachi16

090921hachi18
暗色型

090921hachi19
けっこう近くを飛んだ個体

実は、飛び出したものの、結局渡らずに、また島内に舞い下りて
留まっているものが、けっこうたくさん居たようで、そのような個体
が、眼下の林や入り江の上を飛び回っているのが見られました。

バックが山や海になると、とたんにAFではなかなか鳥にピントが
合わなくなって苦労させられましたが、空をバックに撮るのとは、
またちがった面白さがありました。

090921hachi17
ちょっとピントが甘いですが、眼下に見下ろしたハチクマ

次回も引き続き、この日の写真をどんどん載せていきたいと
思います。  (つづく)

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写真はいずれも 2009年9月21日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月 8日 (木)

2009年秋 五島列島の旅(4)

9月21日、前日より1時間早く、朝5時前にまだ真っ暗な中を
懐中電灯で足元を照らしながら、大瀬山展望台に上がって行
ってみると、何ともうすでに来ている人がけっこう居て、この人
たちはいったい何時から来てるんだ?と驚かされました。

それでも、この日は早起きのかいあって、良い場所を確保でき、
あとは鳥さえ期待どおりに飛んでくれればと、ハチクマの飛び出
しを待ちました。

しかし、早朝のうちは霧が立ち込め、ハチクマはなかなか動き出
しません。実はこういう日の方が、ある程度日が昇って、写真を
撮るのに適した光量になってから飛び始めるので、まだ薄暗い
うちから、どんどん飛ばれるよりも良い結果が期待できると聞い
て、ますます期待が高まりました。

何しろ昨日は、いまひとつ不満な結果に終わってしまっただけに
今日こそは何とか良い条件で撮影させてほしいものだと願ってい
ました。

そして、朝7時を過ぎた頃、前方の山から湧き上がるように、あち
こちでハチクマが飛び始め、たちまち数が増えて、気がつけば30
~50羽くらいのタカ柱が、あっという間に何ヶ所にもできていまし
た。

090921takabasira01
ハチクマのタカ柱 2009年9月21日 Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

おお!これはすごいぞ!と思っていると、ついに群のひとつが我々
の待ち構える展望台の近くに飛んで来ました。

090921hachi_002
迫力ある群飛が見られました Canon EOS40D EF600mmF4L

まだ少々光量不足ではありましたが、これだけの数のハチクマが
近くを飛ぶのを見るのは初めてで、迫力ある群飛を楽しめました。

その後もしばらくは、次々にハチクマの群が飛来し、ダイナミックな
タカ柱に感嘆しつつ、夢中でシャッターを切り続けました。

090921hachi10d_01
頭上を飛んでいったハチクマ・オス成鳥
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS
 

成鳥オス、メスと幼鳥、さらには淡色型・暗色型・中間型と、羽色の
バリエーションが実に豊富なハチクマだけに、いろいろなパターンの
個体が飛んでいて、見ている分にも楽しかったです。

090921hachi02_3
090921hachi03_3
090921hachi04_2

いろいろなタイプのハチクマ・オス成鳥
いずれも 2009年9月21日 Canon EOS40D EF600mmF4L
 

後で写真をチェックしてみると、朝のうちに撮った写真は、こんなに
曇ってたかなぁ?というくらい空が真っ白に写っていたり、光量不足
でけっこうブレていたりしたのですが、その場では全然気付かず、
手ごたえ十分と、上機嫌で撮影していました。   (つづく)

090921hachi01
090921hachi02_5 
090921hachi03_4 

ハチクマ・メス成鳥 2009年9月21日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年10月 6日 (火)

2009年秋 五島列島の旅(3)

9月20日の観察を終えて、翌日に期待しつつ展望台から
下りた後、夕食の買い出し等のため出かけました。

今回の福江行きでは、メインの観察ポイントとなる大瀬山
から近い所には民宿が2軒だけしか無く、当然満員だろう
ということもあって、いつものように車中泊で済ませること
にしました。

090920oosezaki02
大瀬崎灯台を見下ろす 2009年9月20日
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

福江島の中でも、はじめにフェリーで到着した港のある福江
地区は、けっこう開けていて、スーパー等の施設もあり、そこ
そこ生活しやすそうな所でした。

しかし、この福江地区以外の場所では、島内どこへ行っても
スーパーや飲食店など、ほとんど見当たらず、結局毎日の
ように、大瀬山のある玉之浦町から30キロほど離れた福江
地区まで食料の買い出しに出かけることとなりました。

090922kani
島中いたるところで、道端に出て来ていたカニ(たぶんベンケイガニ)

福江地区への道中に、唯一の日帰り入浴できる温泉があって
まずはそこに立ち寄って、ひと風呂浴びた後にスーパーへ行っ
て、その日の夕食と、翌日の朝・昼用の食料を買い込みます。

さすが魚がたくさん獲れることで有名な五島列島だけあって、
スーパーにも地物の魚がいろいろ並んでいました。

そのまま、すぐに食べられるものということで、タイの刺身を買
ってみましたが、コリコリとして、とてもしっかりした歯ごたえが
ありました。

スーパーで買い出しを済ませたら、また30キロの道のりを戻っ
て、大瀬山の麓にある大きな公園の駐車場へ。夜間も管理棟
の建物を使わせてもらえるようになっていて、そこで同様の行
動パターンの人たちと一緒に、夕食を食べて、しばし歓談の後
早目に就寝という生活を送っていました。

夜、外に出て空を見上げてみれば、今までに見たことのない、
ものすごい数の星が夜空を埋め尽くしていて、これはすごい!
と、ちょっと感動させられました。

大阪近辺では見えないような星も、たくさん見えているようで、
星には全く疎くて、撮影の仕方もあまりわかっていない私です
が、これはちょっと写真を撮ってみなければと、天の川のあた
りにカメラを向けて、試しに30秒露光でシャッターを切ってみた
ら、モデル(星空)が良いおかげで、意外と見れる写真になりま
した。

090920amanogawa
この写真では、あの星空のすごさが伝わらないのが残念です
2009年9月20日 Canon EOS40D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

アンドロメダ大星雲も見えているよと教えてもらって、そのあたり
を見てみると、さすがに肉眼ではわかりにくかったですが、双眼
鏡で見ると、今まで写真でしか見たことのなかった星雲が、はっ
きりと見えました。

そんなこんなで、夜9時過ぎには就寝。この日は朝6時に展望台
へ行ったらすでに満員で、あまり良い場所が空いていなかったの
で、明日はもう1時間くらい早く行ってみようと、目覚ましを4時に
セットして寝ました。  (つづく)

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2009年10月 3日 (土)

2009年秋 五島列島の旅(2)

9月19日は結局移動日だけに終わり、一夜明けて9月20日、
いよいよ福江島の西に位置する、玉之浦町大瀬山の展望台に
上がり、ハチクマの群を待ちます。

090920fukue03
大瀬山展望台から望む朝日 2009年9月20日
Canon EOS40D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

早朝6時ごろに展望台に登ってみると、すでに満員!
いつもの年はこんなに人が集まることはないそうなのですが、
さすが5連休プラス高速道路1000円の効果は絶大で、この
機会に福江島へ行ってみようという人が、私の他にもたくさん
居ました。

天気は快晴で、東シナ海に突き出した大瀬崎の断崖の上に
ある灯台の美しい風景を見下ろしながら、ハチクマの飛来を
今か今かと待ち続けました。

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大瀬崎灯台  Canon EOS10D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

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サンショウクイの群が渡って行きました
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

ところがこの日は、風向き等の影響なのか、ハチクマの群は遠く
を飛ぶばかりで、我々のすぐ頭上までやって来るものはおらず、
数自体は700羽ほどが渡ったそうなのですが、そんなに飛んだ
という実感は全くありませんでした。

それでも午後になって、ハチクマの群が何度も上空に現れはじめ
ちょっと遠いけど何とか撮影できるという、微妙な距離を飛ぶもの
が出始めました。

090920hachi01
ハチクマ オス成鳥(トリミング) 2009年9月20日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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ハチクマのタカ柱 Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

成鳥の比率が高いのがここの特徴で、関西ではこんなにたくさん
ハチクマの成鳥を見られることは無いので、もう少し近くを飛んで
くれたらなぁと思いながらも、一生懸命撮影していました。

090920hachi02
オス成鳥

090920hachi03
090920hachi04
メス成鳥

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幼鳥に見えたけれど、尾羽の黒帯は成鳥的な個体

090920hachij02
この日一番近かった幼鳥
写真はいずれも、だいぶトリミングしています Canon EOS40D EF600mmF4L

こうして、ハチクマ観察1日目は、やや不完全燃焼なまま16時に
観察終了。この日の午後に九州方面から続々と島に飛来して、
まだ渡らずに島内に留まっているハチクマたちが、明日いい感じ
に飛んでくれることを期待して翌日に備えました。  (つづく)

090920misago01
ミサゴ 空の色は最高だったのですが、鳥にはちょっと光線が
きつ過ぎました・・・ Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年9月30日 (水)

2009年秋 五島列島の旅(1)

9月19日から23日までのシルバーウィーク、この時期に5連休
なんていう機会はなかなか無いので、是非とも普段はなかなか
行けないような所へ行っておかなければ!と何ヶ月も前から、
ああでもない、こうでもないと、行き先を思案した結果、長崎県
五島列島の福江島へ行くことに決定しました。

この時期の福江島は、ハチクマの渡りの時期に当たり、日本中
から西へ西へと移動してきたハチクマのほとんどが、この島を
経由して大陸へ向かって飛び出して行くため、他ではまず見ら
れない大きな群が期待できるということで、以前から一度は行
ってみたいと思っていたのですが、何せ遠い所なので、なかな
か実現できませんでした。

090920fukue01
福江島の風景 2009年9月20日撮影 
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

19日の昼12時10分長崎港発のフェリーで福江島へ渡るべく、
18日(金)の夜10時過ぎに、車で大阪を出発。中国道・山陽道
をひたすら西へ走ります。

さすがに5連休の始まりだけあって、高速道路の混雑は相当な
もので、車が止まってしまうほどの渋滞こそ無かったものの、広
島県から山口県にかけての、いつもなら深夜はガラガラに空い
ているはずのエリアでさえ、どこまで走ってもビッシリと車が詰ま
っている状態が続きました。

ちょっと休憩しようかとサービスエリアに入ってみても、大混雑で
駐車スペースが無いため、もうちょっと先まで走っておこうかと、
素通りすることが何度かあった後、関門海峡にほど近いパーキ
ングエリアでようやく1時間半ほど仮眠できて、関門橋を渡って
九州に入った時にはもう夜が明けていました。

ここまで来れば、あとは長崎まで順調にいくだろうと思ったら、
ここからがまた大変で、北九州市から福岡市近辺にかけて、
断続的に渋滞が続き、今度は時々車が止まってしまうことも
あって、ずっとこんな状態が続いたら、フェリーの時間に間に
合わないんじゃないか?とひやひやさせられました。

幸い、長崎自動車道に分岐してからは、道が空いていたので
スイスイ進めましたが、それでもやっと長崎にたどり着いた時
には、すでに10時半を過ぎていて、途中仮眠等もしたとはい
え、出発から実に12時間以上もかかってしまいました。

090919nagasaki
長崎港からの風景 2009年9月19日 Nikon COOLPIX4500

当初の予定では、長崎に朝到着してからフェリーに乗るまでの
間に、ちょっとぐらいは長崎市内を観光できる時間があるだろ
うから、グラバー園へでも行ってみようかと思っていたのですが

そんな時間は全然なく、とりあえずフェリー乗り場に直行して乗
船手続きを済ませました。

それでも何とか、乗船開始までの待ち時間に、港の近くで昼食
に皿うどんを食べて、さて戻って来てみると、出港が少々遅れる
見込みだとのことで、結局30分くらい遅れての出港となりました。

この日は海上では注意報が発令されるほどの強風が吹き荒れて
いて、船もけっこう揺れたようなのですが・・・船の中ではずっと寝
てたので知りません!

そんなこんなで、夕方5時前にようやく福江港でフェリーから下船。
もともと、この日は時間的に、せいぜい観察ポイントの下見くらい
しか出来ないだろうと思っていたので、船が遅れた影響はあまり
ありませんでした。

090920fukue02
福江島にて 2009年9月20日撮影 
Canon EOS10D SIGMA 17-70mmF2.8-4.5

撮影のチャンスは、明日から3日間。いよいよ福江島探鳥の
始まりです。  (つづく)

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2009年9月17日 (木)

近況など

信州チゴハヤ遠征から早いもので1ヶ月以上が経ちました。

この間、時々鳥見に出かけてはいたのですが、やはり夏枯れ
の季節は厳しく、ほとんど鳥の写真が撮れない日々を送って
いました。

8月も終わりに近づく頃、そろそろ秋のシギチのシーズンだから
ちょっと出かけてみようかと思ってみれば、今シーズンは阪神間
の干潟はどこもさっぱりなようで、これでは、この暑いのに出かけ
る気にならないなぁと、結局干潟はパスしてしまいました。

それでも先日、山歩きのつもりで参加した探鳥会の後、山から
近い農耕地の休耕田で、タマシギの親子が見られるということ
で、他の有志の皆さんと一緒に連れて行ってもらいました。

残念ながら鳥用のカメラを持って行っていなかったので、タマシギ
の写真はありませんが、親鳥と4羽の雛が、けっこう素早く休耕田
の草の中を移動していくのを、じっくり観察できて、何だか久しぶり
に鳥を見たなぁという気がしました。

090905tamasigi_2
タマシギ親子が見られた休耕田 2009年9月5日 Nikon COOLPIX4500

続いて、先週末はヤマセミの観察ポイントとして有名な某所へ出
かけてみましたが、このところ、よく見られているというヤマセミは
この日に限ってなかなか姿を現さず、到着後2時間ほど経ってか
ら、ようやくかなり遠い所に現れました。

もうちょっと近くの岩の上にでも、飛んで来てくれないかなと期待
しましたが、ずっと遠い遠いところに止まったままで、ついに近く
には飛んで来ず、残念ながら写真になりませんでした。

090913yama
ヤマセミ いちおうシャッター押してみましたが、大トリミングしても
こんなのです・・・ 2009年9月13日 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

でも、ヤマセミも、もう何年もご無沙汰してしまっていたので、今回
は何年ぶりかで見れただけでも良しとすることにして、また日を改
めて、再挑戦してみたいと思っています。

結局、この日撮れたのは、トビとカワウとイソシギくらいでした。

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トビ

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ずっと口を開けっぱなしで飛んでいたカワウ

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流れの中のイソシギ 
3枚とも 2009年9月13日 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

最後は、観察終了後に、ヤマセミポイントの下流で、こんな景色
を眺めて帰って来ました。

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3枚とも  2009年9月13日 Nikon COOLPIX4500
 

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2009年9月12日 (土)

信濃のチゴハヤ(3)

お昼ごろまでチゴハヤブサを撮影して、そろそろ切り上げよう
かとも思ったのですが、一番きれいな羽色の個体をあまり撮
れていなかったので、もうちょっと粘ってみようと考え直して、
昼食後あらためて元のポイントに戻りました。

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午後になって逆光気味になったとはいえ、木の枝に止まって
ゆっくりしてくれたので、止まっているところは、けっこうたくさ
ん撮影できました。

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あとは何とか、飛んでいるところを撮れないものかと思ったの
ですが、この程度が精一杯で、まあこんなもんかなぁと思い始
めていました。
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と、その時でした。木の枝に止まっていたチゴハヤが、伸びを
したと思ったら、突然ゆっくりと翼と尾羽を大きく広げて、ポー
ズを取ってくれました。

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一番大きく翼を広げたところは、残念ながら木の枝が被って
しまいましたが、粘ったかいあって、最高のシーンに巡りあう
ことができました。

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チゴハヤブサ 写真はいずれも 2009年8月9日 Canon EOS40D EF600mmF4L

バックが青空でなかったのが、少々残念なところではありますが、
実際には、曇っていなければ、まともに逆光になってしまって、か
えって良くなかったのではないかと思います。

こうして、飛び物や巣立ち雛等の宿題も残してしまったとはいえ、
最後に思わぬ幸運にも恵まれて、初めて訪れた場所としては、
大満足の成果を得ることができ、信州チゴハヤ遠征を無事終え
ることが
出来たのでした。

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2009年9月 8日 (火)

信濃のチゴハヤ(2)

信州への道中は、高速道路の通行止め等、予定外なことで時間
をロスしてしまったりもしましたが、目的地の神社に着いた直後に
あっさりチゴハヤブサが出現してくれたので、現地ではスムーズに
撮影に入ることができました。

毎年チゴハヤブサが繁殖にやって来るというこの神社、もっと
大きいのかと思っていましたが、実際には話に聞いて想像して
いたよりは、こじんまりとした感じでした。

しかしながら、境内には高くて大きな木が多く、この日は小雨が
降ったり止んだりの天気でしたが、大木に遮られて雨粒があまり
下まで落ちて来ないので、さほど雨を気にすることなく過ごせまし
た。

090809suzaka

すでに何人かの人が観察に来られていて、地元の方から今年は
4羽の雛が巣立っていて、最後の雛はまだ前日に巣立ったばか
りだと教えてもらいました。

成鳥と合わせて、計6羽がこの神社の中に居るはずなのですが、
1ヶ所に集まっているわけではないので、同時に観察できたのは
3羽が最高でした。

よく止まる木が決まっていて、そこで待っていると、別々の個体が
交互に止まりに来て撮影できましたが、
あまり開けた場所がない
ので、飛び物はちょっと難しかったです。

さて、この木では、少なくとも2個体を撮影できたのですが、その
うちの1羽は、下の写真のように、明らかな成鳥でした。

090809chigo_ad08

問題はもう1羽のこの個体です。

090809chigo_05

この個体が飛んで来て枝に止まった時に、今シーズンも何度も
ここへ観察に来られているという地元の方が、これが巣立ち雛
だと仰るので、もう1羽とは明らかに羽色が異なることもあって、
その場に居合わせた一同、何の疑いもなく幼鳥として撮影して
いました。

巣立ったばかりにしては、あまり成鳥と差がないんだなぁなんて
思ってはいたのですが、後日あらためて写真を整理していて、
やっぱり何か変だぞ?とここで初めて図鑑で確認してみました。

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調べてみれば、幼鳥の蝋膜とアイリングは青みのある色をして
いて、背面には羽縁にはっきりとした縁取りがあるはずなので
すが、この個体は蝋膜もアイリングも、どう見ても黄色いです。

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背中側の写っている写真を見ても、もう1羽の明らかな成鳥羽
と、あまり変わりがありません。

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背面はこんな感じです

また、幼鳥の足の付け根は、こんなに赤くはないはずなので、
この個体は親鳥の片方であろうという結論になりました。

今までに、チゴハヤの巣立ち雛を見たことがなかったとはいえ、
ちょっと落ち着いて考えれば、その場で気付きそうなものなので
すが・・・

090809chigo_17

最近は、慣れもあって、図鑑をこまめに見て確認する習慣が
あまり無くなってしまっていましたが、やっぱり図鑑は定期的
に眺める程度でもいいから見ておかないといけないなと痛感
させられました。

本物の幼鳥はというと、この2個体以外の鳥が、別の高い木の
てっぺんの方に止まっているのは確認していたのですが、距離
も遠いし、光線も良くなかったので、条件の良いこちらの木だけ
で撮っておけばいいかと、チラッと見ただけで撮影していません
でした。というわけで、結果的に巣立ち雛の写真はありません。

あぁ、残念!何ともお恥ずかしい話ですが、これでまた来年も
行かないわけにはいかなくなってしまいました。  (つづく)

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カメラに向かってピースしてくれました(嘘です・・・)

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羽繕い (一番上の写真以外はすべて同一個体です)
2009年8月9日 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年9月 4日 (金)

信濃のチゴハヤ(1)

8月に入って、それまで楽しませてもらっていた、チュウヒや
アオバズクの撮影もひと段落して、さて次はどこへ行ったも
のかなと思案してみた結果、以前から気になっていた信州
のチゴハヤブサを見に行ってみることにしました。

チゴハヤブサと言えば、北海道や東北地方といった北日本
で繁殖する鳥だとばかり思っていましたが、長野県北部にも
毎年繁殖にやって来る神社があると聞いて、一度行ってみ
なければと思っていたのでした。

090809chigo_j01
チゴハヤブサ 

8月8日の夜に、車で大阪を出発して、予定では深夜2時ごろ
には、目的地近くのサービスエリアに到着して、朝まで睡眠を
とれるはずでした。

ところが、豪雨のため中央道の一部が通行止めになっていて、
なかなか解除されず、結局2時間ほど足止めされることになっ
てしまいました。

今年の夏は、本当に天候不順で、梅雨が明けてからも、休み
のたびに雨に降られていて、もういいかげんうんざりしていた
ところに、またしても雨の妨害に遭ってしまい、いきなり気分は
最悪で、
「雨を捕まえて牢屋に入れろ!」と言った昔の偉い人
に、すごく共感できてしまいました。

090809chigo_j04

それでも何とか、まだ暗いうちに目的地近くにたどり着くことが
できて、少し仮眠してから、いよいよ目的地の神社へと出向き
ました。

毎年ここに、チゴハヤブサが繁殖にやって来ると聞いてはいま
したが、どれくらいの広さの神社なのか、今年はどんな状況な
のか等、行ってみなければ分からないことだらけだったので、
果たしてすんなり見られるのだろうか?という不安も少しはあり
ました。

ところが、神社に着いて、駐車場で車から降りた瞬間、木立の
向こうから、チゴハヤのあの特徴的な「キーッ、キッ、キッ、キッ
キッ」という鳴き声が響いてきました。

うわー、いきなり出た!と、予想外にあっさりした出会いに驚き
つつも、遠いところまでがんばって来てみて良かったなと、たい
へん気を良くして、撮影にとりかかりました。  (つづく)

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写真はいずれも
2009年8月9日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L


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2009年8月31日 (月)

納涼企画 白いライチョウ(6)

なかなか白いライチョウに出会えずに苦戦したとはいえ、最後に
ゆっくりと姿を見せてくれて、無事目的を達成して下山することが
出来ました。

070430raicho11

しかし、あまりにも長時間、雪の照り返しの強い中にいたために、
今までにないくらい、真っ赤に日焼けしてしまって、後でたいへん
な目にあいました。

まだまだ寒いだろうと、寒さ対策のことばかり考えていて、日焼け
のことなど、ほとんど考えていなかったのですが、これが大間違い
でした。

スキーに行って、一日中雪の中で過ごしていても、雪焼けはする
ものの、そんなに真っ赤になったことなどなかったので、全然気に
していなかったのですが、やはり高山はあなどれません。

070430raicho06_2

ライチョウの方は、じっくりと観察・撮影できましたが、オス・メス
が並んでいる写真や、飛んでいるところなどは撮れなかったの
で、それらは宿題として残っています。

白いライチョウ、またいつか再び、春の立山へ見に行きたいなと
思っています。   (完)

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ライチョウの写真はいずれも 2007年4月30日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年8月30日 (日)

納涼企画 白いライチョウ(5)

しばらくメスのライチョウを見ていると、今度は入れ替わりに
オスのライチョウがこちらに近づいて来ました。

070430raicho05

白い体と白い雪に、目の上の赤色が映えます。

070430raicho06 070430raicho07
この個体は、両足に調査用の足環をしていました

このオス、メスのライチョウは、着かず離れずといった感じの
距離感をずっと保っていて、2羽が並ぶ機会はほとんど無く、
わずかなチャンスに撮ったツーショットの写真が、後で見ると
なぜかピンボケだったので、2羽一緒のまともな写真が残っ
ていません。

070430raicho10

至近距離からじっくり観察してみて気付いたのが、思いのほか
がっしりとした足をしていることで、羽毛に覆われて爪も鋭く、こ
の足だから、凍った雪の上でも自由自在に歩き回れるのだなと
納得させられました。

070430raicho07_2
がっしりとした大きな足をしています

そうこうするうちに、午後3時を過ぎて、早くも日が傾きはじめ、
そろそろ帰りはじめないといけないなと、名残惜しく感じながら
バスターミナルの方へ移動しはじめました。  (つづく)

070430raicho09
070430raicho2

ライチョウの写真はいずれも 2007年4月30日撮影 
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年8月29日 (土)

納涼企画 白いライチョウ(4)

何時間も探し回った末に、やっと出会えた白いライチョウ。

はじめは、どのくらいまで近寄っても大丈夫なものか、よく
わからなかったので、少し遠めから撮影しはじめました。

ところが、こちらがじっとしていると、ライチョウの方から平気
でどんどん近づいて来て、ついには本当にすぐ目の前まで
やって来てくれました。

070430raicho02_4 

オス、メス各1羽ずつが居て、ゆっくりと歩きながら、雪の上に
わずかに出ている、草やハイマツの枝先をつついては、餌を
採っていました。

はじめに、すぐ傍までやって来たのは、メスのライチョウでした。

070430raicho02_3

目の上に赤い肉冠のあるオスも、特徴的でいいのですが、メス
のライチョウの冬羽は、本当に全身真っ白で、その優しい目も
相まって、個人的には、冬羽はメスの方が好きだなぁと感じま
した。

070430raicho04
070430raicho08 
全身真っ白な、メスのライチョウ冬羽

憧れの白いライチョウを目の前にして、しばし時の経つのも
忘れて見入っていました。  (つづく)

070430raicho05_2

070430raicho1
写真はいずれも 2007年4月30日 Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年8月28日 (金)

納涼企画 白いライチョウ(3)

雪の大谷を見学した後、再び室堂から雷鳥沢方面にかけて
白いライチョウを探して歩き回りましたが、やっぱり姿が見当
たりません。

あたりは一面雪に覆われていて、非常に見通しのいい状態
なので、いくら保護色になっていると言っても、ライチョウが
居ればわかりそうなものなのですが、なかなか見つからな
いままに、ぐるぐる歩き回っていました。

時刻はいつの間にか、午後2時になっていて、さすがにこの
ままでは見れないかもしれないと焦りはじめていた時でした。

まだ雪で埋まっている、みくりが池に沿って、まだ通っていない
枝道があったので、そちらへ行ってみると、視線の先の地面に
白い鳥の姿が目に入りました。

070430raicho01
ついに念願の白いライチョウが出現(この個体はオス)

ついに念願の白いライチョウが、目の前に姿を現しました!

先日書いた、今年の夏の立山行の話では、実に8話目にして
やっとこさライチョウが登場しましたが、この春の時もなかなか
見れなくて、ずいぶん苦労しました。

この時期に立山へ行けば、簡単に見られるものとばかり思って
いたので、本当に予想外に苦戦しましたが、その分出会えた時
の感激もひとしおでした。

070430raicho01_2
こちらがメス 写真は2枚とも 2007年4月30日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

やった!ついに見れたぞ!と高ぶる気持ちを抑えて、はじめは
遠巻きに、そっと撮影を開始しました。  (つづく)

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2009年8月26日 (水)

納涼企画 白いライチョウ(2)

白いライチョウを求めて、一面の銀世界の中を歩いてみると
いい天気になったこともあって、予想外にポカポカと暖かく、
まだまだ寒いだろうと思って、真冬用の装備で行っていたの
で、歩いているうちに汗だくになるほどでした。

070430tateyama04
一面の銀世界が広がっていました
2007年4月30日 Canon EOS10D EF28-105mmF3.5-4.5

天気は良いのですが、お目当てのライチョウは、探せど探せど
なかなか見つからず、たちまち2時間あまりが経過してしまい
ました。

意外と手こずるなぁと思いながらも、まあそのうちに見られる
だろうから、少し間を置いてからまた探してみようと、いったん
室堂のバスターミナルの方に戻りました。

この時期、立山では、室堂からバス道を、ほんの少し下った所
にある「雪の大谷」と呼ばれる一帯で、道路の両側に10数メー
トルの高さの雪の壁が出来ることが有名です。

この雪の壁ができる時期には、一日に何回か、雪の壁に囲まれた
道路に人が入って歩ける、「雪の大谷ウォーク」というのが開催さ
れていて、ちょうどその時間が近づいていたので、行ってみること
にしました。

070430ootani01
雪の大谷ウォークの様子

この「雪の大谷ウォーク」もまた、白いライチョウとともに、この時期
に立山を訪れる気になった、大きな目的のひとつだったのでした。

特別な申し込み等は必要なく、道路が開放されている時間帯に
行けば中に入れてもらえます。

070430ootani03

順路に従って、どんどん歩かなければならないので、少々あわた
だしかったですが、普段は見ることのできない景色を楽しむこと
ができました。

ちなみに、この年の雪の壁の高さは14メートルで、これでも例年
に比べると、低い方の部類に入るようです。

070430ootani02
この年は14メートル、前年は19メートルもあったそうです

070430ootani04
バスが来るとこんな感じです

070430ootani05
雪の大谷の写真はいずれも 2007年4月30日 Nikon COOLPIX4500

雪の大谷を見学して、昼食は麓から持ってきたおにぎりで済ませ、
さて今度こそ白いライチョウを見つけなければと、再び探しに出か
けました。  (つづく)

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2009年8月25日 (火)

納涼企画 白いライチョウ(1)

もうだいぶ前に立秋を過ぎて、暦の上ではすでに秋とはいえ、
朝晩こそ少し涼しく感じられるようになってきたものの、日中は
まだまだ暑い日が続きそうですね。

今年の夏は、7月以後もけっこういろいろな鳥を見に行けていて、
鳥枯れの季節としては、なかなかの成果をあげることが出来たの
ですが、ここに来てさすがにネタ切れになりつつあります。

そこで、納涼企画ということで、2年前の春に、冬羽の白いライチ
ョウを求めて、残雪の立山へ行った時の話を、雪景色の写真など
交えながら、書いてみようかと思い立ちました。

あれは2007年のゴールデンウィーク、4月の終わりから5月の初め
にかけて、立山と戸隠へ行ったのですが、その旅の前半に、冬羽
の白いライチョウを見るべく、立山を訪れたのでした。

070430tateyama01
雪景色の立山 2007年4月30日 Nikon COOLPIX4500

富山県側から入山するため、前夜のうちに立山駅前の大駐車場
に到着して、朝一番のケーブルで出発。バスへの乗り継ぎも思い
のほかスムーズに進んで、目的地の室堂には午前7時40分頃に
早々と到着しました。

070430tateyama03
まだ、どっさり雪が残っていました

これなら時間もたっぷりあるし、ゆっくり落ち着いて探せば、その
うちに見つかるだろうと、余裕たっぷりに構えていました。

1時間もあれば、白いライチョウにも出会えるだろうし、しばらく
見た後は、この時期の立山の名物である「雪の大谷」の雪の壁
を見学してから、その辺をちょこちょこっと散策して帰ったらいい
かと、実に簡単に考えていたのですが・・・

この時点では、まさかこの場所に7時間以上も居ることになるとは、
思ってもみませんでした。

そんな思わぬ苦労が待っているとも知らず、さあ白いライチョウを
見るぞ!と張り切って出発してみれば、周りの山々はまだ真っ白
な雪に覆われていて、晴天の下、美しい雪景色が広がっていまし

た。  (つづく)

070430tateyama02

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2009年8月23日 (日)

チュウヒ舞う(3)

一昨年から観察しはじめた夏のチュウヒ。雛が巣立った後も
しばらくは営巣地周辺にとどまっていますが、果たして巣立ち
後どれぐらいの期間、営巣地周辺で見られるのか、はっきり
とは確認できていませんでした。

なにしろ真夏の一番暑い時期に、炎天下のアシ原での観察
となるため、さすがに巣立ちを確認すると安心してしまって、
その後の追跡調査までは出来ていませんでした。

今シーズンは、最初に巣立ちを確認してから、ほぼ1ヶ月後
の8月10日に、他のところへ行った帰りに、時間があったの
で、夕方少しだけチュウヒのポイントに寄ってみました。

巣立ちから約1ヶ月も経っているし、そろそろ営巣地からは移動
してしまって見れないのではないかと思いつつ、いちおう確認の
つもりで行ってみると、なんのなんの、幼鳥2羽が、まだしっかり
残っていました。

飛ぶのもだいぶ上手になっていて、アシ原の上をゆったりと飛ぶ
姿は、まさに「舞う」という表現がぴったりでした。

090714cyuhij001
アシの上を舞うチュウヒ幼鳥(この写真は7月11日撮影)
Canon EOS40D EF600mmF4L

飛ぶのが上手になったとはいえ、まだ営巣地のアシ原からは、
あまり大きく離れて飛び回らず、もうしばらくは、この辺りで見れ
そうな感じがしました。

しかし、2時間ほどの短い観察ではありましたが、この間、親鳥
は一度も姿を現さず、これってひょっとして、幼鳥の自立を促す
ために、わざと放置してるのでは?とも思いましたが、一日中
見ていたわけではないので、何とも言えないところでした。

いずれにしても、2羽の幼鳥が無事に過ごしていることを確認
できて良かったです。

080721cyuhij02
080721cyuhij03

昨年撮影の幼鳥(この時は珍しく近くを飛んでくれました)
2008年7月21日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

巣立った幼鳥たちが、いつ営巣地を離れて、どこへ移動して
行くのか、興味は尽きません。これからも、チュウヒに注目し
て観察・撮影を続けていきたいと思っています。

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2009年8月22日 (土)

チュウヒ舞う(2)

7月11日に巣立ちを確認した後も、何度かチュウヒ観察に
出かけてきました。

はじめは、あまり飛べなかった幼鳥も、だんだん飛べるように
なるにつれて、親鳥が餌を運んで来ると、そちらの方に飛んで
行って、空中で餌渡しを受けるようになっていきました。

090714cyuhi01_2
090714cyuhi02
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空中餌渡し成功!(上が親鳥で下が幼鳥)
2009年7月14日 Canon EOS40D EF600mmF4L

ところが、これがまだまだ下手くそで、なかなか上手に空中で餌
をキャッチできなくて、半分以上の餌を下に落としてしまって、食
べれていませんでした。

毎年はじめのうちはこんな調子で、初めての年には、こんなに
餌を落としまくっていて大丈夫なんだろうか?と心配しましたが
、これが意外と大丈夫で、徐々に上手くキャッチできるようにな
っていって、無事に生き延びていました。

090725cyuhij01
チュウヒ♂成鳥(左)と幼鳥(右の2羽)
2009年7月25日 Canon EOS40D EF600mmF4

ここ3シーズンの観察で、親鳥が捕って来た獲物は、ほとんどが
他の鳥で、やはりまだ動きの鈍い巣立ち雛を捕まえてくることが
多いようです。

スズメやヒバリと思われるものから、大きなところではバンの幼鳥
らしき鳥を持って来るのを見たこともありました。

070729j03
親鳥から受け取った獲物を持って飛ぶ幼鳥(このくらい大きなサイズの餌に
なると、空中ではなく地上に下りて受け渡していました。)
2007年7月29日撮影 Canon EOS10D Nikkor ED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)

鳥以外では、ネズミや、このあたりにたくさん居るウシガエルなど
も捕ってきていました。

次々に獲物を捕らえて運んでくる親鳥の、狩りの能力の高さには
本当に感心させられます。そして、それを次々に落としてしまって、
食べ損なう幼鳥たち・・・

見ていて、あっ!また落とした、もったいないなぁ~・・・と思うこと
がたびたびありましたが、それでも幼鳥たちは無事に成長してい
っていました。  (つづく)

080721cyuhij01
昨年巣立った2羽の飛翔 
2008年7月21日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年8月19日 (水)

チュウヒ舞う(1)

6月に一度見に行ってきたチュウヒの繁殖地へ、その後も
何回か足を運び、2羽の雛が巣立ったのを確認できたので
その記録をまとめてみたいと思います。

090711cyuhi01
チュウヒ(オス成鳥) 2009年7月11日 Canon EOS40D EF600mmF4L

この場所へ行き始めたのは2年前からで、その年は3羽が
巣立ち、昨年は2羽の巣立ちを見届けることが出来ました。

例年6月ごろから、メスは巣にこもっていて、オスは餌捕りに
出かけ、餌を捕って帰って来ると、巣から飛び出して来たメス
に空中で餌渡しをするのが観察できます。

巣はアシ原に隠れて見えないので、雛の状態は、あくまで成鳥
の行動からの推測にはなりますが、雛が順調に育っているであ
ろう時期になると、盛んに餌運びが見られるようになります。

この時期は、巣の場所から、数百メートル離れた所からの観察・
撮影となるため、基本的に写真には距離が遠いのですが、成鳥
が餌を運んでくる時に、我々が陣取っているすぐ頭上を通過して
巣に接近することがあるため、その時には近距離から撮影でき
るチャンスがやってきます。

090711cyuhi02

この、一日に何回か頭上を飛んでくれる機会を待ちながら、繁殖
行動を観察し、雛の育ち具合を推測するということになります。

そして7月に雛が巣立ち、8月にかけて、営巣地周辺で巣立った
幼鳥が観察できます。

今年は、7月11日に今シーズン2度目の観察に訪れた際に、2羽
の雛が巣立っているのを確認できました。

真夏の炎天下のアシ原での観察はたいへんですが、無事巣立ち
まで見届けられると、やれやれとホッとさせられます。

090711cyuhij01
今年巣立った幼鳥 2009年7月11日 Canon EOS40D EF600mmF4L

巣立ち直後の幼鳥は、まだあまり飛び回ることができず、アシや
近くの木に止まっていて、成鳥が餌を運んで来ると、幼鳥が止ま
っている近くの地面に餌を置いて行って、それを幼鳥が食べると
いう方法で給餌していました。

ある程度飛べるようになると、成鳥から空中で餌渡しを受ける
ようになるのですが、11日の時点では、まだそこまで出来るよ
うになっていませんでした。   (つづく)

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2009年8月15日 (土)

コシアカツバメ

アオバズクを見に行った際に、アオバズクの親子が止まって
いる木の近くの地面に、雨でできた水溜りがあって、コシアカ
ツバメが何度もやって来ては、巣材に使うのか、泥を集めて
くわえて行くのが見られました。

090726koshiaka02
090726koshiaka07

コシアカツバメは、特別珍しい鳥ではありませんが、かと言って
どこででも見られる鳥でもなく、意外と写真を撮れる機会の少な
い鳥なので、この時とばかりにカメラを向けてみました。

090726koshiaka01

このコシアカツバメ、もともと西日本に多い鳥で、だんだんと
繁殖地を北上させていっていると、もうだいぶ昔から聞いて
いたのですが、関西では決して多く見られる鳥ではなく、忘
れたころに、どこかで見かけるといった感じで、増えている
のか減っているのかも、よくわからない鳥です。

090726koshiaka04

雨がザーッと降ってきたら、車に退避して、雨が止んだらまた
撮影を再開してということを何度も繰り返させられましたが、
アオバズク撮影の合間に、コシアカツバメも楽しめて、まずま
ずの成果となりました。

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コシアカツバメ 写真はいずれも 2009年7月26日撮影
Canon EOS40D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)

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2009年8月13日 (木)

巨木とアオバズク

7月26日、もうとっくに梅雨が明けていてもおかしくない時期
なのに、関西では雨の降る日が多く、なかなか予定の立て
にくい状況が続いていました。

この日も、朝起きた時は曇りで持ちこたえていましたが、いつ
雨が降ってくるかわからない天気だったので、天気が持って
いるうちに、近場でちょっと鳥を見ておこうと、アオバズクの
観察ポイントへと出かけました。

ここは、樹齢1000年の大ケヤキに毎年アオバズクがやって
来て、雛を育てているポイントで、このところ毎年この時期
に足を運んでいるのでした。

060722ookeyaki
アオバズクが毎年やって来る、樹齢1000年の巨木

例年、7月20日前後に雛が巣立っていて、今年はすでに巣立
ちから1週間が経過していました。

街中の神社など、山から距離のある所で繁殖するアオバズクの
場合は、巣立った幼鳥がだいぶ飛べるようになってから営巣地
を離れていくようなのですが、ここのアオバズクは営巣地のすぐ
傍に山があるため、巣立ちから数日後には山の中に移動してし
まって見れなくなると聞いていました。

従って、巣立ちからすでに1週間が過ぎているというのは、見れ
ない可能性もかなり高かったのですが、どうやら前日にまだ見ら
れたらしいという情報をキャッチすることが出来たので、それなら
今日もまだ大丈夫ではなかろうかと、出かけてみる気になりまし
た。

現地に到着してみると、成鳥2羽と、4羽の巣立ち雛が高い枝に
止まっていました。

巣立った4羽のうち、3羽は同じ枝に並んでいたのですが、もう
1羽が、少し下の枝に止まっていて、こんな感じの写真になりま
した。

090726aoba04


上の枝の左端が親鳥で、その横に3羽の雛が並び、枝が被って
いてわかりにくいですが、左下に4羽目の雛がいて、そのさらに
左の方に、もう1羽の親鳥(この写真には入り切りませんでした)
が止まっ
ていました。

090726aoba02
アオバズク 2009年7月26日 Canon EOS40D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)

しばらく見ていると、雨が勢いよく降ってきたので、一時車に避難
して、しばらくして雨がおさまったので、また観察に戻りましたが、
その後もたびたび雨が強くなって、同じことを何回も繰り返させら
れてしまいました。

前日も別の場所で観察中に、何回も雨に降られていたので、これ
にはもういい加減うんざりさせられましたが、
それでも、アオバズ
クの親子を、山に入ってしまう前に何とか見に行けてよかったで
す。

080706aoba2
アオバズク成鳥(こちらは昨年の写真)
2008年7月6日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年8月 6日 (木)

立山(9) 高山に生きる鳥

ついにライチョウに出会うことができて、ホッと一安心しま
したが、すぐに大きな岩の陰に隠れてしまって、居るのは
わかっているのですが、姿は見えないという状態になって
しまいました。

早くまた岩陰から出て来てほしいなあ、と思いながら待って
いると、ライチョウの隠れている場所より向こうに、こちらも
今回はまだ見ていなかった、イワヒバリが姿を現しました。

090720iwahibari01
090720iwahibari02
ちょっと遠かったイワヒバリ(2枚とも、だいぶトリミングしています)

ちょっと距離が遠かったものの、ライチョウと共に高山を
代表する鳥と言っていい、イワヒバリを見ることができて、
これで今回見たかった鳥は、ほぼ全て出揃った形になり
ました。

しばらくすると、ライチョウがまた、よく見える所に出て来て
歩き回り、イワヒバリも何度か姿を見せてくれて、高い山に
行かないと見られない鳥を、しっかり楽しむことが出来まし
た。

090720raicho01_2
090720raicho01_4 

ここ立山室堂の周辺は、ライチョウの生息数が日本で一番
多いとのことで、観光客が普通に歩ける遊歩道のすぐ脇で
もライチョウが見られることがあります。

それがライチョウにとって、良いのか悪いのかと考えれば、
決して良いことではないのでしょうが、それでも現在も以前
と変わらず、気軽にライチョウの姿を見に行くことができる
貴重な場所となっています。

これからも末永く、ライチョウやイワヒバリの姿を楽しめる
ことを願って、そのためには、気軽に出掛けられる山だか
らこそ、ゴミの持ち帰りや、遊歩道以外の場所に踏み込ま
ない等のマナーが、厳正に守られなければならないと思い
ました。

090720raicho01_3

こうして、ライチョウとイワヒバリを無事見られて、いちおう
写真も撮れたので、最後はライチョウがハイマツの茂みに
身を隠したのを見届けたところで、そろそろ帰途に就くべく
下山するため、室堂のバスターミナルへと向かいはじめま
した。   (つづく)

090720raicho02
ライチョウ・イワヒバリの写真はいずれも 2009年7月20日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年8月 5日 (水)

立山(8) 虹とライチョウ

剱岳のよく見えるポイントまで登って、花や景色も楽しんだ
後、再び宿のところまで下りてきて、荷物を受け取りました。

あとは、まだ見れていないライチョウを探すことに専念する
べく、気分を鳥見モードに切り替えて歩きはじめました。

雷鳥沢から、室堂ターミナル方面に続く道を進んで行くと、
遥か遠くの方の道端に、ずらっと人が並んで同じ方向を見
ているのが目に入りました。

何か珍しいものでもあるのかな?と思ったら、中には望遠
のレンズを構えている人もいます。

もしかしてライチョウかも、と思ったら、そちらの方から歩い
てきた人の話によると、やはりライチョウがあの辺りでじっと
しているとのことでした。

これは急いで見に行かねば!と思ったのですが、そこまでは
けっこう距離があって、すぐには駆けつけられません。

遊歩道を急ぎ足で、時には小走りで進み、ライチョウのいる
所に向かっている途中に、雄山の上空にきれいな虹がかか
っているのが見られました。

ライチョウも早く見たいけれど、こんな風に高山の頂に虹が
かかっているのも、そうそう見られない光景なので、しばし
足を止めて撮影しておきました。

090720niji01
雄山の頂にかかる虹 

そして、ようやくライチョウのいる場所に到着。遊歩道から
下のほうの岩場を見下ろすと、岩陰に伏せるようにして、
オスのライチョウが佇んでいました。

090720raicho04
ようやく出会えたライチョウ

オスの夏羽のライチョウを見るのは、かれこれ10数年ぶり
だったのですが、思っていたより黒色味が濃く、こんなに
黒かったっけ?というのが第一印象でした。

090720raicho03
黒色味が強いオスのライチョウ

しばらくすると、岩陰に隠れていたメスも現れて、餌を採り
ながら歩きはじめました。

090720raicho02
こちらはメスのライチョウ  写真はいずれも 2009年7月20日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS
  

立山に来て3日目、ようやくライチョウに出会うことができて
やれやれと、ホッと一安心。あとは時間の許す限り、じっくり
観察しておこうと、ライチョウの姿を見守り続けるのでした。
                                (つづく)

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2009年7月29日 (水)

ちょっと中断

立山シリーズ真っ只中ではありますが、ここでちょっとだけ中断
します。

と言うのも、鳥の写真を載せていくブログのはずが、ふと気が
付けば、7月8日の記事以来、もう3週間も鳥の写真が登場し
ていませんでした。

この時期に巣立ちを迎える鳥もいろいろ居て、最近でも偶然
撮れたものも含めて、何種類か撮影できているので、その辺
をちょっと掲載してみたいと思います。

まずは、先週の土曜日に別の鳥ねらいで行った先で、ツバメの
巣立ち雛が、何羽も地面に下りているのに出会いました。

ツバメがこんなにじっとしているのを、しげしげと見られる機会
もあまり無いので面白かったです。

090725tubame01
090725tubame02

ずっと地上に佇んでいるので、まだあまり飛べないのかな?と
思いきや、飛び立てばけっこう軽快に飛び回っていました。

090725tubame03
ツバメの巣立ち雛 (3枚とも 2009年7月25日撮影)
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

続いて、先週の日曜日には、このところ毎年行っている場所に
アオバズクを見に行ってきました。

巣立ってから、ちょっと日数が経ってしまっていたので、まだ居
てくれるかどうか心配でしたが、何とか見ることができました。

090726aoba03
アオバズクの成鳥(左端)と巣立ち雛 (2009年7月26日撮影)
Canon EOS40D EF300mmF2.8L (エクステンダー1.4倍使用)

この時のもようは、また後日改めて、まとめてみたいと思い
ます。

最後に、巣立ちというのとは、ちょっと違うかもしれませんが、
先日、カルガモが中くらいの大きさに育った雛を、5羽連れて
泳いでいるのに出会ったので、これも載せておきます。

090711karugamo01
090711karugamo02

カルガモ一家 (2009年7月11日撮影)
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年7月12日 (日)

清掃探鳥会

7月から8月にかけての、一年中で最も暑い時期は、人間
だけでなく、野鳥にとっても過ごしにくい季節なのでしょう。

この時期になると、平地や低山の鳥は、もっと標高の高い
へ移動してしまったり、木の葉蔭にじっとしていたりし
て、繁殖
が終わって、さえずらなくなっていることもあって、姿を見つけ
にくくなり、あまり観察に適さない季節となります。

この季節は、鳥を見る人の間では「鳥枯れ」とか「夏枯れ」と
呼ばれ、がんばって鳥を見に出かけても、あまり成果が期待
できないので、冷房の効いた部屋でだらだらと過ごしてしまい
がちになるのですが、この鳥枯れの時期を逆に利用した企画
もあります。

日本野鳥の会の大阪支部では、もう10数年前から、この観察
に適さない時期に、日頃お世話になっているフィールドの清掃
を行おうということで、毎年7月に開催される各定例探鳥会を
清掃探鳥会として、双眼鏡で鳥も見つつ、フィールドのゴミ拾
いをしています。

もう何年も探鳥会からは遠ざかって、専ら独自に鳥を見てきた
私ですが、昨年後半からは再び、探鳥会にも時々顔を出すよう
になっていて、今年は清掃探鳥会にも、すごく久しぶりに参加し
てきました。

今回参加したのは、生駒山の麓、枚岡公園の定例探鳥会で、
府民の森として整備されている山道を中心に散策するコース
です。

090705hiraoka
展望台からの景色 2009年7月5日 Nikon COOLPIX4500

ここは、ゴミの回収等、本当によく管理されていて、山道を歩い
てみても、他所に比べてゴミが少なく、きれいに保たれていて、
感心させられました。

大阪でこの清掃探鳥会が行われている他の場所では、例えば
淀川の河川敷などは本当にひどい状況で、ゴミ箱のない所に
はゴミを捨てないという、当たり前のことが守れない人が、何で
こんなにたくさん居るんだろう?と呆れさせられるばかりです。

しかし、今回も他所より少ないとは言っても、気をつけて見れば
やっぱりゴミは捨てられていて、普段はそういう汚い部分に全然
目を向けていない自分にも気付かされました。

清掃探鳥会ということもあって、鳥の方はあまり期待せずに、軽い
山歩きのつもりだったのですが、キビタキの姿を見られたり、サン

コウチョウの鳴き声を聞けたりと、予想以上に鳥も楽しむことがで
きて、良い一日になりました。

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2009年7月 8日 (水)

夏の高原(7)

ハリオアマツバメを見た後、夕暮れ時にもよく飛ぶはずの
オオジシギを、暗くなる前にもう一度探してみようと、昼間
も何回も探し回ったあたりを、改めて巡回してみました。

しかし、やっぱり見当たらず、山裾に牧草地が広がるポイント
で、ここなんかいかにも出そうな雰囲気の場所なんだけどなあ
と思いながら待っているうちに、すっかり日が暮れて暗くなって
しまいました。

残念ながらオオジシギは見れなかったけど、ハリオアマツバメ
が期待通りに見られたし、思いがけずカッコウも撮影できたし、
来てみて良かったなと思い、オオジシギはあきらめて帰ること
にしました。

090627hario13
水を飲みに来たハリオアマツバメ 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

湿原の横を抜けて、帰り道の国道に出る所でトイレに寄って、さて
それでは帰ろうかと車のドアを開けかけたその時でした!・・・もう
すっかり暗くなった夜空から、いきなりオオジシギの鳴き声が降って
きました。

こんなに暗くなってからか!と驚きましたが、ディスプレイフライトを
しながら飛んでいるシルエットを何とか確認することが出来ました。

その場所は、朝から何回も見回った所で、夕方もほんの30分ほど
前に通りかかっていて、その時も注意して見てみましたが、オオジ
シギの姿は見られなかったのでした。

せめて、もう少し明るさが残っているうちに出てくれたらなあとは
思いましたが、それでも間違いなく居ることを、自分の目で確か
めることが出来てよかったです。

こうして、もう完全にあきらめた後、最後の最後に大逆転でオオジ
シギにも出会うことが出来て、本当に実り多い遠征となったのでし
た。  (完)

090627hario17

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2009年7月 7日 (火)

夏の高原(6)

いよいよ姿を見せ始めたハリオアマツバメたち。
入れ替わり、立ち替わり、池にやって来ては、水面を
かすめるように飛びながら水を飲んでいきます。

090627hario12
090627hario03

頭上を飛んだ時には、バシバシッというような、思いのほか
重量感のある羽音が聞こえました。

090627hario02

数的には、同時に見られたのは、多い時でも10羽そこそこで、
日によっては、もっとたくさんの群が見られるはずなのですが、
それでも初めて見るシーンに、しばし時間を忘れて撮影に熱中
していました。

090627hario06
090627hario09

なにしろ、相手が高速で飛びまわる上に、だんだん日が傾いて
薄暗くなってくるので、撮影は難しくて、なかなか思うように撮れ
ませんでしたが、次々に現れるハリオアマツバメに大満足のひと
時でした。

090627hario10
090627hario15

ハリオアマツバメ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

そうこうしているうちに、時刻は午後7時となり、完全に日が暮れ
る前に、最後にもう一度オオジシギを探しに行ってみようと、池の
畔から出発して、湿地や牧草地のある所を巡回してみました。
                                  (つづく)

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2009年7月 6日 (月)

夏の高原(5)

今回の遠征で、オオジシギとともに是非見たかったのが、
ハリオアマツバメの群飛でした。

この高原のはずれにある池に、夏の夕方になると、ハリオ
アマツバメが水を飲みに集まって来るという話を初めて聞
いたのは、もう4、5年前になるでしょうか。

090627hario01

以来、いずれはオオジシギ等を見に行って、その時に
ハリオアマツバメも一緒に見て来ようと思っていたので
すが、この時期は毎年のように、天気の巡り合わせが
悪かったり、他の用事が入ったりして、なかなか訪れる
ことが出来ず、今年やっと実現したのでした。

午後になって、ちょっと鳥の出が悪くなり、オオジシギも
相変わらず姿を現してくれなかったので、昼間のうちに
池の場所を確認しておこうと、下見に行ってみました。

090627hario04_2 

地図によると、どうやらここらしいという池が見つかりました
が、一見何の変哲もない溜め池で、水量もあまり多くなくて、
もっと満々と水を湛えた湖水のような所を想像していたので、
本当にここで合っているんだろうか?と少し不安になりました。

夕方までには、まだだいぶ時間があるとは言え、その時点では
ハリオアマツバメは影も形もありません。

しかし、ひょっとして別の池かもしれないと思って、以前にここへ
来たことのある人に電話して確認してみると、やはりこの池で合
っていて、夕方になると続々とやって来るとのことでした。

池の場所が確認できたので、その後はまた、オオジシギを探して
走り回ってみたり、少し仮眠をとったりして夕方まで過ごし、午後5
時を過ぎて、さあそろそろ行ってみようかと、再び池の所へと移動
しました。

090627hario05_2
ハリオアマツバメ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

果たして無事に見られるだろうかと、期待と不安が入り混じった
気持ちで、車から降りて池の畔に立ってみると、池の上空を飛ぶ
数羽のハリオアマツバメの姿が視界に飛び込んで来ました。 
                                   
(つづく)

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2009年7月 4日 (土)

夏の高原(4)

カッコウを撮影できた後、またオオジシギを探して
あちこち走り回ってみましたが、やっぱり見つけら

れません。

途中、コムクドリが電線に止まっているのに出会い
ました。

090627komuku01_2
コムクドリ 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

ホオアカも居るはずなのですが、こちらは見当たらず、
午後になって、さすがにだんだんと暑くなり、鳥の出も
悪くなってきたので、少し仮眠を取ったりして、夕方の
探鳥に備えました。

今回、オオジシギの他にもうひとつ、この遠征の目玉
と言っていい鳥が、夕方になると飛び回るはずなので
した。

午後5時を過ぎて、さて、そろそろ始まる頃だろうかと、
目的の鳥が見られるはずのポイントへと移動しました。
                         
  (つづく)

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2009年7月 3日 (金)

夏の高原(3)

木のてっぺんに止まって鳴き始めたカッコウ。
いつものパターンだと、写真を撮ろうとレンズを向けた途端に
飛び去ってしまうところなので、あまり期待していなかったので
すが、意外にも飛ぶ気配もなく、ずっと鳴き続けていました。

090627kakkou02
090627kakkou03 

これはラッキーと、ひとしきり撮影した後、しばらくして一度は
飛び去りましたが、すぐにまた戻って来てくれて、じっくりと姿
を見ることができました。

090627kakkou01_2
090627kakkou04

止まっているところは撮れたので、今度は飛び立ちの瞬間を
ねらいましたが、残念ながらこちらには来ずに、木の裏側に
飛んでしまいました・・・
090627kakkou08

さらに、この後電線にも止まりました。

090627kakkou07
追い払おうとしてか、モズが近くにやって来ました。
写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

こうしてカッコウをいろいろ撮影できて、やはりここまで来た
甲斐があったなと、ひとつ満足して、さあ後はオオジシギだ
なと、再び探索を開始するのでした。  (つづく)

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2009年7月 2日 (木)

夏の高原(2)

オオジシギを探して歩き回ってみるも、お目当ての鳥は
なかなか現れません。

しかし、歩き回っているうちに、他の鳥がいろいろ見られ
ました。

電線に止まっているセキレイを見ると、ハクセキレイでした。
しかも巣があるらしく、嘴に餌の虫をどっさりくわえています。

090627haku01_2

餌の虫をどっさりくわえたハクセキレイ 

こんな内陸の標高の高いところにもかかわらず、ハクセキレイ
が繁殖しているのは意外でした。

090627seguro01
同じ電線にやって来たセグロセキレイ

あちこちで見られたモズも、秋冬に見るのとはちょっと雰囲気の
ちがう羽色になっています。

090627mozu02
090627mozu03

セキレイやモズなどを撮影しながら歩いていると、さっきから
方々で鳴いていたカッコウが、近くの木のてっぺんに止まって
鳴きだしました。

このような高原へ来ると、鳴き声はよく聞かれるものの、なか
なか写真の撮れるような所には止まってくれないカッコウです。

多分、写真を撮ろうとしたら、すぐに飛んでしまうんだろうなあと
思いながら、そーっとレンズを向けてみると、意外にも飛ぶ気配
もなく、そのまま鳴き続けています。

090627kakkou06
木に止まったカッコウ 写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L 

これはラッキーな鳥に出会ったと、嬉々としてシャッターを切り
まくりました。  (つづく)

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2009年6月30日 (火)

夏の高原(1)

このところ蒸し暑い日が続き、どこか涼しい所へ行きたい!
という思いが高まっていたこともあって、この前の土曜日は
関西からはギリギリ日帰り圏内の某高原へ行ってきました。

ここは、関西から近いところでは珍しいオオジシギの繁殖地
で、この時期は運が良ければ、迫力あるディスプレイフライト
が見られるとのことで訪れてみました。

前夜発で、到着した時には、早くも空が白み始めていました
が、少々仮眠してから朝6時過ぎに起き出して探鳥スタート
しました。

高原の朝の空気は、平地とは別世界の涼しさで、むしろ肌寒
いくらいでした。

そんな爽やかな気候の中、まずは鳥を探しながら、その辺を
歩き回ってみます。

090627hoojiro01
ホオジロ

カッコウやホオジロ、ウグイスなどの鳴き声が聞かれ、モズが
所々で目に付きましたが、オオジシギの姿は見当たらず、まあ
そのうち現れるだろうと、車に戻って少し場所を移動して、また
その辺を歩き回ってみるということを繰り返しながら、お目当て
の鳥を探してみるのでした。  (つづく)

090627mozu01
モズ  写真はいずれも 2009年6月27日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年6月25日 (木)

北国のタカ(2)

先週末のチュウヒ観察、午前中はオス・メスともによく飛び
回り、見ている分には楽しかったのですが、なかなか近くを
飛んでくれず、たくさんシャッターを切ったわりには、気に入
ったカットは少なかったです。

そんな中から、まあまあ見れるかなという写真を何枚か
載せてみます。

090620tyuuhi03_2
090620tyuuhi04

オスが比較的近くを飛んでくれた時の写真です
(でもトリミングしています)

090620tyuuhi06
このへんがベストショットかなあ・・・

090620tyuuhi05
餌を運んで来たオス・・・この後、アシ原から飛び出して来た
メスに空中餌渡しが行われます。

090620tyuuhi02
受け取った餌を持って飛ぶメス

090620tyuuhi07
正面顔と背面が写っているカット

写真はいずれも 2009年6月20日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

今回はこんな感じで、観察・撮影してきました。

これからだんだん暑くなってくると、他に撮影に行く所もあまり
なくなってくるので、ここへはシーズン中にまた日を改めて、出
かけてみたいと思っています。
 

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2009年6月23日 (火)

北国のタカ(1)

ここ1ヶ月ほど、ほとんど鳥を撮影できていなかったので、
今週こそ鳥を写したい!という思いにかられて、この前の
土曜日はチュウヒに会いに行ってきました。

チュウヒは、日本では主に北海道や東北地方などで局地的
に繁殖する北国のタカで、広いアシ原のある湿地の地上に
営巣します。

本州中部以西でも、営巣地に適したアシ原が有る所では、
やはり非常に局地的に繁殖している場所があり、今回は、
そんな繁殖地のひとつを訪れてきました。

薄曇りの天候ではありましたが、涼しくて過ごしやすく、晴天
で暑くなるよりは、この方が良かったです。

チュウヒは、1ペアが営巣していて、巣そのものは草の中に
隠れて見えませんが、少し離れた所から、アシ原を見渡せる
ポイントに陣取って観察していると、メスが巣のあると思われ
る辺りから、時々飛び出して来ては、また元の場所に舞い下
りていくのが見られます。

090620tyuuhi01
最初に姿を見せたのはメスでした

メスは、巣のあると思われる所から、あまり離れて飛び回り
ません。

一方オスの方は、ずっと餌捕りに出かけていて、餌を持って
帰って来ると、巣から飛び出して来たメスに、空中で餌渡し
をするのが、何度も観察できました。

撮影のチャンスは、主にこのオスが餌を持って帰って来た時
で、オス・メス両方の飛翔が見られるほか、運が良ければ、
けっこう近くに飛んで来てくれます。

090620tyuuhi02
090620tyuuhi01_2

続いて現れたオス 写真はいずれも 2009年6月20日撮影  Canon EOS40D EF600mmF4L

この日は、残念ながらそれほど近くは飛んでくれなかったの
ですが、それでも久しぶりにたくさんシャッターを切れて、楽

しかったです。  (つづく)

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2009年6月20日 (土)

山寺にて(2)

アカショウビンを求めての探鳥行、朝6時半ごろと7時半
ごろに、すぐ近くの樹間から鳴き声が聞こえましたが、姿
は見られず、次こそはと、3度目の出現を今か今かと待ち
続けていました。

そして、少し時間が空いて10時前に、3たび鳴き声が聞か
れ、さきほどとは少し角度を変えてみたりしながら、樹林の
中に姿を探しましたが、やっぱり見える所には出て来てくれ
ず、3度目のチャンスも、姿を見ることは出来ませんでした。

そして、この後はお昼ごろまで居ましたが、鳴き声も聞かれ
なくなってしまい、やむなく諦めて撤収となりました。

それでも、アカショウビンの声を聞けて、生息地の雰囲気は
味わうことが出来たので良しとしようと思いました。

アカショウビン以外にも、サンコウチョウ・オオルリ・キビタキ・
クロツグミ・アオゲラ・アオバト・ツツドリ・ホトトギス・サンショウ
クイなどなど、いろんな鳥の鳴き声を聞くことが出来ましたが、
いずれも深い林に隠れて、声だけだったり、上空を飛んでいる
のをチラッと見ただけだったりで、写真はまったく撮れませんで
した。

ここ1ヶ月ほどは、ずっとこんな調子で、ほとんど鳥に対して
シャッターを切れていません。

来週こそは、鳥をしっかり撮影したいものだと思いながら、麓の
橋の下に営巣しているイワツバメの巣を、ちょっとだけ撮影しま
した。

090614iwatubame
橋の下に営巣するイワツバメ 2009年6月14日 Nikon COOLPIX4500

でも、この時はコンパクトデジカメだけ持って、車から降りてしま
ったので、あくまで証拠写真程度ですが・・・

こうして、写真の成果だけを見れば、さえない結果となってしま
いましたが、短時間で多くの種類の鳴き声を聞くことが出来て、
良い所だったなあ、また来てみたいなあという、好印象を持って
帰って来ることができました。

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2009年6月18日 (木)

山寺にて(1)

6月14日の日曜日、アカショウビンとの出会いを求めて
某所へと出かけてきました。

前夜出発で、日付が変わった深夜1時過ぎに家を出て、
夜明け前に現地に到着。少し仮眠してから夜明けととも
に探鳥スタートするはずでした。

ところが、天気予報に反して、突然雨が降り出してしまい、
少々スタートを遅らせることになってしまいました。

やはり、平地とは少し気象状況が違うようです。

幸い、にわか雨で済んで、すぐに雨が上がったので、朝
5時ごろからのスタートとなりました。

この場所は、山中にひっそりとした佇まいを見せる、無人の
山寺ですが、地元の保存会が建物の管理や境内の草刈り
などを行っていて、適度にきれいに保たれています。

090614003_2
ひっそりとした無人の山寺

私が初めてここへ来たのは、もう15年ほど前になるでしょうか、
その時もやはり、アカショウビンを求めてやって来たのですが、
残念ながら出会うことは出来ませんでした。

当時まだアカショウビンを見たことの無かった私は、なんとか
その姿を見れないものかと、はじめは大阪から比較的近い所
で、観察記録のあるところを何箇所か回って見ましたが、影も
形も無く、それではもう少し遠出してみようかと、やって来たの
がここでした。

現在は、目的地から歩いて15分くらいの所まで、車で行ける
ようになっていますが、当時はもっとずっと手前から歩かなけ
ればならず、ところどころ蜘蛛の巣の張っている細い山道を
登りながら、ずいぶん寂れた所だなあと思ったのを覚えてい
ます。
あの時は、寺の周辺も今より荒れていました。

その後、鳥取まで遠征して、ようやくアカショウビンを見ること
ができ、それからしばらくは、何年も続けて鳥取へ通っていた
ので、いつしかこの山寺のことは、すっかり忘れてしまってい
ました。

ところが昨年、当地でアカショウビンが観察しやすい場所に
営巣し、にわかに観察・撮影に訪れる人が増えたそうです。

そんな噂は耳にしていましたが、結局昨年は足を運べず、
今年も昨年のポイントのあたりに出ているとの情報で、よう
やくここに来ることができました。

090614002
アカショウビンがよく現れるというポイント

さて今回ですが、朝6時半ごろに、すぐ近くで鳴き声が聞かれ、
大いに期待が高まりましたが、姿は見られず、さらに1時間後
にも同じように、声はすぐそこから聞こえてくるのに、姿はどう
しても見られないということがあって、次のチャンスこそ何とか
見える所に止まってくれないものかと、祈るような気持ちで出
現を待っていました。

退屈しのぎに、その辺を歩いてみると、境内の池に産卵に
やって来るモリアオガエルが、地面を歩いていました。

090614moriao01
モリアオガエル

どうやら産卵直後らしく、足にはまだ卵塊の泡が付いています。

また、こんな変わった植物も見られました。

090614ginryou_2
ギンリョウソウ 写真はいずれも 2009年6月14日撮影 Nikon COOLPIX 4500

ギンリョウソウというそうで、色素が無く、独特な姿形をしてい
ます。

そんな動植物を観察しつつ、アカショウビンの出現を、今か今か
と待っていました。  (つづく)

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2009年6月10日 (水)

赤い鳥、青い鳥

春の渡りも、ほぼ終了したかと思われた5月下旬、大阪市内
の某公園にアカショウビンが出現したという噂を聞きました。

しかし、その次の週末には、最初に観察されてから、すでに
一週間くらい経っていたので、当然もうとっくに抜けてしまった
ものとばかり思っていました。

ところが、5月30日の土曜日に行った方から、まだ居たと教え
ていただいて、しかもけっこう見やすい枝に止まっていたりした
ようなので、それならせっかくだから見に行っておこうと、翌日
出かけてみました。

早朝は天気が怪しかったので、ちょっとゆっくりめに、午前10時
ごろに到着して、アカショウビンの出現を待ちます。

しかし、前日はよく見られたというアカショウビンは、この日は
何人かの人がチラッと姿を見た程度で、まだ残って居ることは
間違いなかったのですが、ゆっくりとは姿を現してくれませんで
した。

結局午後5時まで粘って、見れずじまいに終わり、それはとても
残念だったのですが、変わりにと言っては何ですが、サンコウチ
ョウのオス、それも尾羽の非常に長いきれいな個体が出現して
くれました。

サンコウチョウも、あまり良い場所には止まってくれず、写真は
遠い遠いシルエットの証拠写真だけでしたが・・・
090531sankou
サンコウチョウ(トリミング) もっと近くから撮りたかった・・・
2009年5月31日 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

もうちょっと近くから、あの長い尾羽や、青いアイリングをじっくり
見たかったなあと、贅沢を言えばきりがありませんが、それでも
久々にサンコウチョウに出会えて、長い尾羽をヒラヒラさせなが
ら、木から木へ飛び移る姿を見ることができ、行ってみて良かっ
たなと思いました。

他にも、センダイムシクイやメボソムシクイのさえずりも聞けて、
5月末のこの時期でも、まだけっこう渡っている鳥が居るもんだ
なと、ちょっと驚かされました。

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2009年6月 5日 (金)

大台ヶ原(3)

長い急な下り坂を下り切って、やっとたどり着いたシオカラ谷
では、清流や吊り橋のある風景を楽しむことが出来ました。

それまでは、遥か遠くの谷から聞こえてくるだけだった、コマドリ
やコルリのさえずりも、ここでは近くからも聞こえてきます。

090518oodai06
水がとてもきれいでした 2009年5月18日撮影 Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

結局姿を見ることはできませんでしたが、コマドリの声も聞けて、
しばし休憩の後、さてそろそろ行こうかと再び歩き始めると、今度
は強烈な登りが待っていました。

谷底まで下りてきたので、今度は同じように急な登りを上らなけれ
ば帰れないのです。これがまたきつくて、長めの休憩を取ったばか
りなのに、膝はもう笑いっぱなしという感じでした。

この強烈な登りが、ようやくひと段落して、アップダウンの少ない
道に戻った頃、すぐ目の前の木にオオルリが止まりました。

実はここまで、鳥はほとんど鳴き声ばかりで、写真は1枚も撮れて
いなかったのですが、ここでようやく鳥にカメラを向けるチャンスが
やってきました。

しかしながら、この時カメラに着けていたのは、花や風景用の短い
レンズだったので、鳥用のレンズに着け換えなければなりません。

飛んでしまうかなあと心配しましたが、そーっと望遠のズームにレン
ズ交換している間、オオルリは意外にも、同じ所にじっと止まってい
てくれました。

レンズを交換できて、良かった、これなら撮影できそうだぞと思った
その瞬間、しかしオオルリはやっぱり飛び立って、森の中に消えて
行ってしまいました・・・というわけで、今回鳥の写真はありません。

ああ惜しかったなあと思いながら、駐車場方面へ歩いていると、ここ
まで姿を見ていなかったシカが、最後に3頭で現れました。

090518oodai07
最後に姿を見せたシカ 2009年5月18日撮影 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

かつては本当に多くて、遊歩道沿いのいたるところで見られた大台
のシカも、防除柵の影響等もあるのか、遊歩道沿いでは以前ほど
目につかなくなっているようです。ただ、人目につかないだけで、数
自体はあまり変わっていないようですが・・・

結局鳥はまったく撮影できずに終わってしまいましたが、晴天の下
平日の大台ヶ原散策をのんびりと楽しめた一日でした。

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2009年6月 4日 (木)

大台ヶ原(2)

この日の大台ヶ原は、鳥の出こそ悪かったものの、天気も良く
気持ちのいい山歩きを楽しめました。

大蛇嵓の断崖の岩の上から、しばし景色を眺めた後、また遊歩道
に戻り、今度はシオカラ谷への急な下り坂を下りて行きました。

090518oodai05
大蛇嵓(だいじゃぐら)からの景色

この道には、シャクナゲの木がたくさん生えていて、まだ満開には
もう一歩というところでしたが、すでに多くの花が咲いていました。

090518syakunage02
090518syakunage01

シャクナゲがきれいでした

久しぶりに下りるシオカラ谷への下り坂は、急な上に、大きな石が
ゴロゴロしていて足元が悪く、予想以上に足にきて、久々に「膝が
笑う」という感覚を味わってしまいました。

先日の信州でも、毎日早朝から夕方までよく歩き回っていたので、
大台の遊歩道くらい、大してしんどいことも無いだろうと思っていた
のですが、やはりフラットな道がほとんどの戸隠の探鳥コースとは
歩行の質が違うらしく、けっこうしんどく感じました。

実は、この時にできたと思われる足の豆が後日悪化して、大きな
水ぶくれになってしまい、思わぬ苦労をさせられることになるので
すが、この時はそんなこととは知らず、やっとたどり着いたシオカラ
谷の風景を楽しんでいました。

090518siokara_2
シオカラ谷にて   写真はいずれも 2009年5月18日撮影
Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

いつもは人が多い印象だったこの場所も、さすがに平日ということも
あって、ガラガラに空いていて、しばらくシオカラ谷の景色を独り占め
にすることが出来ました。  (つづく)

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2009年6月 2日 (火)

大台ヶ原(1)

このところ、毎週のように週末に天気が崩れて、行きたい
所はいろいろあるのに、なかなか思うように出かけられて
いません。

平日はけっこう晴れの日が多い気がするのですが・・・

さて、5月16日、17日の土日も天候がぱっとせず、家で
だらだらと過ごしてしまったのですが、18日の月曜日に
休みが取れたので、最近どうも無性に山に行きたかった
こともあって、奈良県大台ヶ原へと出かけてきました。

標高の高いところだけあって、さすがに平地よりぐっと気温
が下がり、朝のうちは10℃を切っていて、涼しいのを通り越
して肌寒い気候でした。

090518syakunage03
シャクナゲが咲いていました

午前9時に駐車場を出発して、遊歩道へと入って行きます。
無性に山へ行きたかっただけあって、まずは高い所から景色
を眺めようと、最高地点の日出ヶ岳山頂へと向かいました。

道中、ヒガラやミソサザイの声や姿を楽しんだり、道の脇に
ちょっとした渓流のあるポイントでは、十数年前に初めて大
台ヶ原に来た時には、ここでコマドリがよく見られたなあと、
懐かしく思い出したりしながら、
山頂へと続く道を登っていき
ます。

最後は木製の急な階段を登って、1695mの日出ヶ岳山頂に
到着しました。

090518oodai01_2
山頂より熊野灘を望む(ちょっと霞んでいてわかり難いですが・・・)

大台ヶ原は、すごく内陸の方にあるようなイメージを持たれ
がちですが、実は意外と海からも近く、山頂からは眼下に
熊野灘を望むことができます。

山頂でしばらく休憩した後、さらに遊歩道を進んで行くと、
山頂から少し下ったあたりに、たくさんのトウヒの木が立ち
枯れたり、倒れたりしている所がありました。

090518oodai03

台風で倒れたり、環境の変化やシカの食害などの影響も
あって、かつては鬱蒼と茂ったトウヒ林だった場所が、こん
な風に変わってしまったということで、見ていて痛々しく感
じてしまいました。

090518oodai04
トウヒの立ち枯れ 写真はいずれも 2009年5月18日撮影
Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

その後も遊歩道を進んで行っても、なかなか鳥には出会えず、
ここでは繁殖している、ルリビタキの声を聞いたりもしましたが
姿は一瞬、木の陰にチラッと見えただけでした。

仕方がないので、さらにどんどん進んで、断崖絶壁の名所
「大蛇嵓」へと向かって行きました。  (つづく)

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2009年5月29日 (金)

続・再び干潟にて

5月20日撮影分の干潟の鳥の写真、もう少しあったので
続編を書いてみました。

近くから撮影できたのは、キアシシギとハマシギぐらいだった
と書いていましたが、シロチドリもけっこう近くからの写真が
ありました。

090510sirochi01_2
シロチドリ

一方で、チュウシャクシギやオオソリハシシギは、近くへは全く
飛んで来ず、きれいな夏羽のオオソリが居たのですが、写真
には絶望的に遠すぎました。

このチュウシャクはかなり大トリミングしています。
090510chusyaku01

チュウシャクシギ

続いてこちらはイソシギ。
090510iso01

イソシギ

考えてみれば、イソシギを主にねらって撮りに行くことは、まず
無いので、こういう時に撮っておかないと、なかなか撮る機会

のない鳥です。

090510kiasi03
キアシシギ 写真はいずれも 2009年5月10日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

これにて、この春の渡りシーズンのシギチ観察は終了。
次は、夏から秋にかけてのシーズンにまた行ってみたいと
思っています。

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2009年5月28日 (木)

再び干潟にて

ゴールデンウィークが終わって、次の週末は、連休中ずっと
山の鳥を見ていたこともあって、今度は水鳥を見たくなった
ので、先日に続いて再び淀川の干潟へ出かけてきました。

干潮時間に合わせて行くと、潮が大きく引きすぎて、鳥が岸から
遠く離れた干潟に散らばってしまうので、ちょっと早目に行った方

が、鳥との距離が近くていいのはわかっていたのですが、なんや
かんやですっかり出遅れてしまい、結局午後1時ごろに到着とな
りました。

090510hamasigi01
ハマシギ

シギ・チドリの仲間では、ハマシギ・トウネン・イソシギ・キアシシギ
・オオソリハシシギ・チュウシャクシギ・コチドリ・シロチドリ・メダイチ
ドリ・ムナグロ・ダイゼンが見られました。

やはり鳥までの距離の遠いのがほとんどで、けっこう近かったな
というのは、キアシシギとハマシギくらいでしたが、
それでも前回
よりも種類が増えて、見る分には満足できました。

090510kiasi01_2

090510kiasi02
キアシシギ

この日は、もうすっかり夏日となり、ちょっと日射しがきつすぎて、
露出の設定が難しかったですが、今年2度目のシギ・チドリを中
心に撮影を楽しめて、ふと気付けば、あっという間に2時間あま
りが経過していました。

090510koaji01
コアジサシ

帰りがけには、すごく愛想のいいヒバリにも出会え、連休中とは
また一味ちがった撮影ができました。

090510hibari
090510hibari02

ヒバリ 写真はいずれも 2009年5月10日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月22日 (金)

2009年春の信州行(15)

信州最終日の夕方、雨が降ってきたのを機に、撮影を終了し、
最後にもう一軒、蕎麦屋に寄ってゆっくりしてから、帰途に就き
ました。

戸隠から北へ走り、黒姫高原、野尻湖を経由して新潟県に入り
日本海へ抜けるコースを取ります。

道中、妙高高原の景色が素晴らしく、雨が降っていて、山には
厚い雲がかかっていたので、わざわざ車を止めてまで写真を
撮るのは断念しましたが、今度はもっと天気のいい時に立ち
寄ってみたい場所だなと思いました。

090505gojyu03
ゴジュウカラ 2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

この日は、日本海に沿って帰る途中の、道の駅で車中泊して、
翌日は、天気が良ければ、日本海側をあちこち寄り道しながら
帰って来るつもりだったのですが、朝起きてみると、前日からの
雨が降り続いていたため、早目に帰って疲れをとることに専念
しようと考え直し、ほぼ真っすぐに帰ってきました。

今回の信州行では、コルリやサンショウクイなど、チャンスは
あったのに、もうひとつしっかり撮り切れなかった鳥もありまし
たが、全体的にはいろいろな鳥種を撮影でき、またこの時期
の信州ならではの、春らしさ溢れる雰囲気を存分に味わえて
実り多い遠征となりました。

090505akagera01
アカゲラ 2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

長々と続けてきた信州シリーズもこれで終わりです。
最後まで読んでいただいた皆さん、どうもありがとうござい
ました。  (完)

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2009年5月21日 (木)

2009年春の信州行(14)

信州3日目の午後、いよいよ鳥を見ていられる時間も
残り少なくなってきました。

この日は、天気予報では曇りのち雨となっていたようで
すが、お昼ごろまでは晴れていて、その後は曇ってきた
とはいえ、よく天気が持っていました。

090505akahara02
ミズバショウにアカハラ

最終日の午後は、ミズバショウの咲いている所で、ゆっくり
と撮影させてくれるアカハラがいたり、この3日間を通じて
よく見られていた、ミソサザイを改めて撮影できたりと、最後
まで鳥の出が途切れることなく、充実した時間を過ごすこと
ができました。

090505akahara01

ところで、今回の信州行の密かな目的のひとつが、「クロジ
を撮りたい!」だったのですが、2日目までは、肝心のクロジ
が全く気配も無く、最終日の午後になって、ようやく鳴き声を
聞くことができました。

姿を探しましたが、木立の奥に隠れてわからず、そのうちに
鳴き声も止んでしまって、結局姿を見ることはできませんでし
た。

090505miso01
最終日もミソサザイ

そうこうしているうちに、ついに小雨が降り出し、一度はすぐ
に止んだものの、しばらくしてまた降り出して、今度はだんだ
ん雨足が強くなってきたので、これを潮時に午後4時ごろに
探鳥終了となりました。  (最終回につづく)

090505kibitaki03
キビタキ 写真はいずれも 5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月20日 (水)

2009年春の信州行(13)

池の畔の木立で、ノジコやサンショウクイを待っている間に、
他の鳥もいろいろ撮影できました。

まずはゴジュウカラ
090505gojyu01_3
090505gojyu02


続いてキバシリ
090505kibasiri02_2   

こちらでもアカゲラが枯れ木に巣穴を掘っていました
090505akagera01

木屑が飛び散っています 

キビタキもやって来ました
090505kibitaki01
090505kibitaki02


ウグイスもよく目立つ所で鳴いていました
090505uguisu01
090505uguisu02

写真はいずれも 2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

この他にも、ヒガラ・コガラやニュウナイスズメなどがやって
来たり、ツツドリが上空を飛んだり、クロツグミもチラッと姿を
見せて、この周辺だけでずいぶん楽しませてもらえました。

そうこうするうちに、時刻もお昼を過ぎ、最終日の探鳥も
いよいよ大詰めを迎えました。  (つづく)

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2009年5月19日 (火)

2009年春の信州行(12)

池の畔で、撮れそうでなかなか撮れないサンショウクイに
四苦八苦していた時、ふと上を見ると、木の高い所の枝に
お腹がとても鮮やかな黄色をした、ホオジロ類が動き回っ

ているのが目に入りました。

アオジかな?と思いながら、色がきれいだったので思わず
シャッターを切り、その後またサンショウクイの撮影を続け
ていました。

さて、サンショウクイがひと段落してから、そう言えばさっき
のは・・・とカメラのモニターで確認してみると、これが何と
ノジコでした!

090505nojiko01
後で確認したらノジコが写っていました!
2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

実は昨年も同じ場所でノジコを見ていて、その時には低い
所にも下りてきて、けっこう近くから撮影できていたのです
が、今回はその後も何回か姿を現しましたが、いずれも高
い枝から下りて来ず、撮影は難しかったです。

080505nojiko01
080505nojiko02

昨年のノジコ 2008年5月5日撮影
Canon EOS40D Nikkor ED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)

それでも、他ではなかなか見られないノジコを、最終日に
観察種に追加できて良かったです。  (つづく)

090505nojiko02_2
こちらは今年撮影のノジコ

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2009年5月18日 (月)

2009年春の信州行(11)

コルリの撮影が不満な出来に終わってしまい、悔やみ
つつも次はサンショウクイねらいで、池の畔のポイント
へと移動します。

この場所では、池の周りの木にサンショウクイが数羽の
少群でよくやって来て、撮影のチャンスが多いポイント
です。

080505sansyou01_2
昨年のサンショウクイ 2008年5月5日撮影
Canon EOS40D Nikkor ED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)

昨年は、池の畔の桜の花が、ちょうどいい感じに咲き始め
ていて、そこにサンショウクイが止まってくれて、素晴らしい
シャッターチャンスがあったのですが、素早い動きに付いて
いけず、後で確認してみると、いまいちピントの甘い写真に
なってしまっていました。

080505sansyou02 
昨年は桜の花が咲いていたのですが・・・ 2008年5月5日撮影
Canon EOS40D Nikkor ED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)

今回再び桜絡みが撮れるチャンスが来たならば、今度こそは
もっとしっかり撮影したいものだと、出発前から思っていたの
でした。

ところが、戸隠へ来てみると、何と今年はまだ池の畔の桜が
全然咲いていませんでした。

残雪の少なさ等を見る限り、今年は暖かかったのかな?と
思われたのですが、桜はまだ蕾ばかりで、これから花が咲
き始めるという段階でした。

しかし、一方で鳥に関しては、渡って来る時期が少し遅い
はずのトケン類でも、ツツドリは初日からよく鳴き声が聞
けていて、季節が早いんだか遅いんだか、よくわからない
という状態でした。

やはり、いろいろな要素が複雑に絡み合っているので、
一概に季節の巡りの早い、遅いを言うことはできないの
でしょうね。

さて、池の畔でしばらく待っていると、期待通りにサンショウ
クイがやって来ました。

090505sansyou02_2

ところが、けっこう低い木にも止まってくれたのですが、枝が
ごちゃごちゃした中にいることが多く、目の前の木に居るの
に、なかなか撮影できません。

090505sansyou01
今年のサンショウクイ (上の1枚とも) 2009年5月5日撮影 
Canon EOS40D EF600mmF4L

この、撮れそうで撮れない状況に、少々焦ってしまったことも
あって、
結局、今回も比較的マシかなというカットでもこの程度
で、どうにも思うように撮影できず、またまた来年以後の宿題
を残してしまいました。  (つづく)

090505sansyou03
いちおう飛び立ちも・・・ 2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月17日 (日)

2009年春の信州行(10)

いよいよ信州最終日の5月3日、今回まだ撮影できて
いない鳥種がけっこう残っていたので、できるだけいろ
いろな種類を撮影したいものだと思いつつ探鳥スタート
しました。

前日からコルリが姿を見せ始めていたので、まずは例年
コルリがよく見られる、笹薮のある斜面へ行ってみると、
すでに撮影している人たちがいました。

090505koruri03_2
コルリ

遠目からレンズの向いている方を見てみると、ミズバショウ
がたく
さん咲いている所の地面に、コルリが出てきて歩き回
っています。

これは、いい絵だなあと思い、また「ミズバショウにコルリ」
を撮れる絶好のチャンスでもあり、心臓が高鳴りました。

そこまでは、まだちょっと距離があったので、もう少し近くへ
行って撮ろうと歩いていると、何たることか、コルリは無情
にも藪の中に引っ込んでしまい、わずかの差で撮り損なっ
てしまいました。

あと5分早く出発していればなあと悔やんでも後の祭りで、
その後再び藪から出てきた時に、辛うじてミズバショウと一
緒に写っているカットが撮れましたが、最初に出ていた所
の花の数の多さには遠く及びませんでした。

090505koruri01
090505koruri02
いちおうミズバショウにコルリ・・・でもかなり不満です
写真はいずれも 2009年5月5日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

こうして、いきなり残念なスタートになってしまいましたが、
何しろ最終日なので、いつまでも残念がっている暇もなく
次のポイントへと移動しました。  (つづく)

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2009年5月16日 (土)

2009年春の信州行(9)

戸隠2日目の夕方、やはりこの日もクロツグミねらいで
水場を中心に巡回してみました。

クロツグミは、前日に続いて、夕暮れ時になると湿地に
下りて来ましたが、やはり警戒心が強く、なかなか近く
には寄せてくれませんでした。

それでも、ちょっと距離はあるものの、湿地の倒木の上
に乗ってくれたりしたのですが、残念ながら小枝が被っ
ていて、こんな写真になってしまいました。
090504kurotugumi01
090504kurotugumi02

クロツグミ(2枚ともだいぶトリミングしています)

その後も、今度は木の枝に止まっているところを撮れた
のですが、あまりにも遠すぎました。

090504kurotugumi03

年によっては、もっと近距離から撮影させてくれる個体が
いることもあるのですが、今回は難しかったです。

そして、この日の最後は、朝からいろいろと撮影させて
もらったミソサザイが、夕方になっても盛んにさえずって
いて、改めてミソサザイを撮影して締めくくりました。

090504miso07
2日目はミソサザイで締めくくり 
写真はいずれも 2009年5月4日撮影  Canon EOS40D EF600mmF4L

こうして2日目が終わり、いよいよ明日は最終日。

天気予報は下り坂とのことで、ちょっと心配ですが、まだ
撮影できていない鳥も何種類もあるので、最後にもうひと
がんばりしなければなりません。  (つづく)

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2009年5月15日 (金)

2009年春の信州行(8)

5月4日のお昼時、この日も散歩がてらに中社の方へ
行ってみてびっくりしました。

090504kobusi_2
戸隠連峰とコブシの花(左手前)  2009年5月4日撮影 
Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5


前日は式年大祭の行事と重なったこともあっての大混雑
だと思っていたのですが、この日はさらにすごい人出で、
道路は奥社前から中社を過ぎて、さらに遥か下の方まで
延々と大渋滞の列が続いていました。

090504mizuba02
ミズバショウ 2009年5月4日撮影 Canon EOS10D EF28-105mmF3.5-4.5

もし車で移動しようとしていたら、行った先でも、戻って来た
時にも、駐車場待ちでかなりの時間を取られていただろうと
思われるので、やはり徒歩で移動して正解でした。

この日は、久しぶりに越水ヶ原の方を通ってみたら、こちら
の道は比較的静かでした。

090504katakuri
カタクリ 2009年5月4日撮影 Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

さて、もう少し撮影種のバリエーションを増やしたいと思って
取り組んだ結果、キビタキやアオジ、アカハラ、キセキレイ
などが撮影できました。

090504kibitaki01
キビタキ 2009年5月4日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

キビタキは明らかに前日より数が増えていて、さらに前日は
見かけなかったコルリも姿を現し、夏鳥が続々と渡ってきて
いるのが実感できました。

090504aoji01_2 
アオジ

090504akahara01
アカハラ

090504kiseki01_2
キセキレイ 3枚とも 2009年5月4日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

そしてこの日も、夕方の探鳥時間を迎えるのでした。
                           (つづく)

090504kiseki02_2
このキセキレイは足環をしていました 2009年5月4日撮影
Canon EOS40D EF600mmF4L
 

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2009年5月14日 (木)

2009年春の信州行(7)

信州2日目、ミソサザイとともに、前日に続いてよく撮影
させてくれたのが、アカゲラでした。

090504akagera01

ところが、ひとつ不思議なことが・・・

3日間を通じて、アカゲラがよく見られて、撮影もできたの
ですが、なぜか飛び立つところの写真を一枚も撮っていま
せんでした。

090504akagera03

枯れ木に巣穴を掘っている最中のポイントが2ヶ所あって、
そこでずっと撮影していれば、必ず飛んで行くところを見て
いるはずなのですが、そう言えば飛び立つ瞬間をねらって
シャッターを切った覚えがありません。

撮ろうと思えば、けっこうチャンスがあったはずなのに、なん
で撮らなかったのか自分でも謎です・・・

090504akagera02

後から考えれば、そんな不可解なこともあるわけですが、
それでもアカゲラとミソサザイはそれなりに撮影できたの
ではないかという、手ごたえがありました。

あとは、他の鳥ももうちょっと、いろいろな種類を撮影して、
鳥種のバリエーションを増やしたいものだと思いました。
                            (つづく)

090504akagera04
アカゲラ 写真はいずれも 2009年5月4日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月13日 (水)

2009年春の信州行(6)

信州2日目の5月4日、早朝探鳥でまずは、ヒガラが
すぐ目の前の枝から枝へ、飛び移って行くのを撮影
できました。

090504higara01
090504higara02
この日最初のシャッターはヒガラでした

また、ヒガラを見ている時、残念ながら写真は撮れま
せんでしたが、戸隠では初めてキクイタダキを見かけ
ました。

090504higara03

さらに進んで行くと、昨日に続いて、ミソサザイが方々で
鳴いていて、姿もよく見られました。

090504miso01

今回の信州行で、アカゲラとともに、一番多く撮影できた
鳥がミソサザイで、地面や倒木の上などの低い所でさえ
ずっていたかと思えば、木の高いところの枝に止まって
いたりと、いろいろなパターンで楽しませてくれました。

090504miso02
090504miso03_2
090504miso04
地面や倒木などの、低い所にいることが多かったですが・・・

090504miso06
高い所の枝に止まって、さえずっているのも見られました

帰ってから画像をチェックしてみると、いつの間にこんなに
撮ってたんだろう?と思うくらい、ミソサザイをたくさん撮影
していて、やはり今年の戸隠は、ミソサザイの当たり年だっ
たのではないかと思いました。 (つづく)

090504miso05
ミズバショウにミソサザイ(巣材の苔をくわえています
写真はいずれも 2009年5月4日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月12日 (火)

2009年春の信州行(5)

昼間はいい天気で暖かく、大荷物を担いで歩き回っている
と汗ばむほどだったのですが、夕方になると、ぐっと冷え込
んできて、薄い上着一枚では肌寒く、手もかじかんできまし
た。

夕方の探鳥に出発する時に、もう一枚余分に着込んでくれ
ば良かったなと、少し後悔しながら歩いていると、川の浅瀬
でニュウナイスズメが、この程度の寒さなど何でもないという
様子で、平気で水浴びしているのに出会いました。

090503nyuunai01 090503nyuunai02 090503nyuunai03
夕方に水浴びしていたニュウナイスズメ

さて、この夕方の探鳥の一番のねらいは、クロツグミの姿を
見ることでした。

昼間は、時々鳴き声を聞く程度で、なかなか姿を見られない
クロツグミも、夕方のかなり薄暗くなってくる頃になると、よく
水場に下りてくることを、ここ数年の観察で知っていたのです。

ただ、あまりにも暗くなりすぎると、写真は無理なので、なるべく
まだ明るさが残っているうちに下りてきてくれることを祈りつつ、
クロツグミの声のする方へ行ってみました。

すると、ミズバショウの咲いている所で、黒い鳥影が目に入り
ました。しかも2羽、クロツグミのオスとメスでした。

ねらい通りのクロツグミ出現に、そっとカメラを構えようとしまし
たが、たちまち飛び立ってしまい、オスの方は、そのまま飛び
去ってしまいましたが、メスは近くの木に止まってくれて、ミズ
バショウ絡みではありませんが、何枚か撮影させてくれました。

090503kurotugumi01
クロツグミのメス

さて、午後6時を過ぎて、さすがにもう遅いから、今日はそろそろ
終わりにしようかと、引き上げはじめたところ、前方にアカゲラが
現れ、けっこうゆっくりと姿を見せてくれたので、スローシャッター
ながら、どうにか撮影できて、気持ちよく一日を締めくくることが
できました。

090503akagera03
090503akagera04
この日はアカゲラで締めくくり 
ここまでの写真はいずれも 2009年5月3日撮影  Canon EOS40D EF600mmF4L 

こうして一日目が無事終わり、夕食を食べて、近くの日帰り温泉
へ行った後、10時ごろには就寝となりました。  (つづく)

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2009年5月11日 (月)

2009年春の信州行(4)

信州初日の夕方、この日の締めくくりとするべく、森の中を
歩いて行くと、水場に下りている鳥がいろいろ見られ、やは
り早朝とともに、夕方もまた鳥がよく動く時間帯なんだなと
いうことを再認識できました。

昼間はあまり鳴き声を聞かなかったクロツグミも、この時間
になって盛んに囀りだし、ミズバショウの咲く湿地にはアカ
ハラやアオジ、キセキレイやカラ類などが続々と集まって来
て、ミズバショウ絡みの写真が撮れました。

090503akahara04
ミズバショウにアカハラ

090503aoji01
ミズバショウにアオジ

090503kiseki01
ミズバショウにキセキレイ

思わぬ成果に、もうそろそろ薄暗くなり始めていましたが、
もうちょっと何か撮れるかもと、さらに歩を進めてみるので
した。 (つづく)

090503sijyukara
近くに来すぎて、ミズバショウと一緒に写らなかったシジュウカラ
写真はいずれも 2009年5月3日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年5月10日 (日)

2009年春の信州行(3)

お昼時、中社周辺の蕎麦屋街へ行ってみると、やはり予想通りの
大混雑でした。

連休中ということもあり、ある程度混雑するのは当然なのですが、
その混みぐあいの異常さが年々ひどくなっている気がします。

せっかく蕎麦の名所・戸隠へ来ているのだから、毎日店を変えて、
いろいろな店の蕎麦を食べてみたいとは思うのですが、わざわざ
行列に参加する気にもなれず、比較的空いている店を探して入る
ため、超人気店の何店かは、いまだに一度も入ったことがありま
せん。

090503tyuusya
中社周辺では桜が見ごろでした

さて、今年は戸隠神社の7年に一度の式年大祭の年に当たって
いるとのことで、この5月3日には「渡御の儀」という儀式が行わ
れていました。

これは、中社の少し下にある宝光社の神様が、中社に移動して
来られるという儀式なのだそうで、下の写真のような行列が宝光
社から中社までの間を練り歩いていました。

090503togyo01
090503togyo02

渡御の儀の行列

090503tengu_2
天狗もいました ここまでの写真はいずれも 2009年5月3日撮影
Canon EOS10D EF28-105mmF3.5-4.5

戸隠には何度も来ていますが、このような行事に当たったのは初
めてだったので、「渡御の儀」の行列を興味深く見届け、さて夕方
の探鳥に備えて、また探鳥コースへと戻って来てみると、愛想の
いいアカハラが道端の地面で採餌していました。

090503akahara01
090503akahara02

こちらがじっとしていると、平気でどんどん近くに寄ってきて、この
後こちらに小走りで近づいて来たと思ったら、そのまま1メートル
ほど横をすり抜けて行きました。

090503akahara05
アカハラ 3枚とも  Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

これに気を良くして、さあもうひとがんばりしてみようかと、森の中
の探鳥コースへと戻って行きました。 (つづく)

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2009年5月 9日 (土)

2009年春の信州行(2)

信州初日の5月3日、朝の探鳥の合間に周りの景色に目を
向けてみれば、湿地ではミズバショウが見ごろを迎え、林縁
にはカタクリが咲き、小川の流れの中にはヤマメが泳いでい
るのが見られます。

戸隠連峰の残雪も、いつもの年より少なめに見え、今年は
暖かかったのかな、という印象を受けました。

090505togakusi01_2
戸隠連峰の岩峰 (この写真は 2009年5月5日撮影)
Canon EOS10D EF28-105mmF3.5-4.5

カタクリをしばし撮影したり
090503katakuri01_2

カタクリ 2009年5月3日 Canon EOS40D EF28-105mmF3.5-4.5

水の中にいるヤマメを陸から望遠で撮れるか試してみたり
(やはり水面の反射で難しかったです)
090503yamame_2

ヤマメ 2009年5月3日 Canon EOS40D EF600mmF4L

そんなことをしていると、再びキビタキが現れ、偶然飛び立つ
ところが撮れました。

090503kibitaki01
キビタキ 2009年5月3日 Canon EOS40D EF600mmF4L 

気がつけば、時間はいつの間にか、お昼をとっくに過ぎて
いたので、いったん機材を片付けて、今度は軽装で昼食を
兼ねて、戸隠中社の周辺へと散策に出かけました。
(つづく)

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2009年5月 7日 (木)

2009年春の信州行(1)

今年もやって来たゴールデンウィーク。このところ4年連続で
信州へ行っていたので、今回はちょっとちがう方面へ行って
みようかとも思ったのですが、いろいろな事情がかみ合わず
断念。結局今年も信州戸隠へ行ってきました。

5月2日の午後に出発。以前にもちょっと書いた、ETC車載機
の品切れが予想以上に長引き、ついに連休に間に合わなか
ったため、高速道路1000円の恩恵を受けられないのに、渋滞
にだけ付き合わされたのではたまらないというわけで、日本海
側を回って、ほとんど高速を使わないコースを取りました。

さすがに、名神吹田インターから京都東インターまでは高速を
使いましたが、そこからは湖西道路~R161~R8と乗り継いで
一路北側から信州を目指します。

例年、ゴールデンウィークの信州行では、往路だけ高速を使い、
帰りは北上して日本海に出て、8号線を走りながら、あちこち寄り
道しつつ帰って来るというパターンだったのですが、今回は往復
とも、ほとんど下道を走る「スーパー貧乏コース」となりました。

しかし、これがなかなか快調で、福井市内で少々流れが悪くなっ
た程度で、とくに渋滞に巻き込まれることもなく、きわめて順調に
走ることができて、当初の予想よりも早い時間(といっても深夜で
すが)に無事目的地に到着できました。

朝までひと眠りしてから、いよいよ探鳥スタートです。
探鳥コースに入って、最初に現れた鳥はキビタキでした。

090503kibitaki02
キビタキ

微妙に枝が被っていますが、とりあえず今回の旅の初シャッター
です。

続いて、ヒガラやミソサザイなどを撮影しながら進んでいきます。

090503higara01
ヒガラ

090503miso01
ミソサザイ

この日は、まだ鳥の種類も数も、そんなに多くない印象で、翌日
以後にどんどん入ってきてくれることを期待するしかないなと思
ったのですが、そんな中で、ミソサザイはあちこちで元気に囀っ
ていて、よく目につきました。

090503miso02

このミソサザイは、いい感じに撮れたと思ったのですが、バックの
枝のボケ方がどうもいまいちでした。

090503miso03
倒木の上で囀るミソサザイ 写真はいずれも 2009年5月3日撮影
Canon EOS40D EF600mmF4L

こうして、さらに多くの鳥との出会いを求めて、森の中を歩いて
いくのでした。 (つづく)

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2009年5月 6日 (水)

連休最終日

ゴールデンウィーク最終日の今朝、信州探鳥行から
無事帰ってまいりました。

まずは5月2日の朝に、修理に出していたカメラを引き
取りに行って、一旦帰宅してから午後に出発し、2日の
深夜に目的地に到着。3日~5日まで探鳥して帰ってき
ました。

修理の方は、当初はカメラ内部のメイン基盤の交換が
必要になる見込みでしたが、幸いもう少し簡単な部品
だけで済んだとのことで、当初の見積もりよりも、8000
円ほど安くなって助かりました。

鳥の方は、もうちょっと撮っておきたかったなという種類も
ありましたが、今回は3日間を通じて、アカゲラが非常に
よく撮影させてくれたのが良かったです。

この旅の成果は、また写真を整理しつつ、徐々に書いて
いきたいと思っています。

090503akagera01
まずは初日のアカゲラ 2009年5月3日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

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2009年4月29日 (水)

干潟にて

この前の日曜日に、干潟の鳥を見に行きそびれていたので、
今日こそは何としても行っておこうと、淀川の干潟へ出かけて
きました。

今日は、ちょっと寄る所があったので、機材は軽装備でしたが
潮具合は非常に良く、広々とした干潟が目の前にひろがって
いました。

090429muku01_2
干潟にムクドリ

シギ・チドリに関しては、鳥までの距離はちょっと遠かったですが、
ハマシギ、トウネン、キアシシギ、ソリハシシギ、チュウシャクシギ、
コチドリ、シロチドリ、メダイチドリ、ダイゼンが見られました。

090429tyuusyaku01 090429tyuusyaku02
チュウシャクシギ着地 

その他にも、今年初めてのコアジサシや、目先がきれいな緑色に
なったダイサギなどを観察・撮影できたり、こちらも今年初めて、オ
オヨシキリの鳴き声を聞いたりと、シギチはあまり写真が撮れなく
て残念だったけれど、他の鳥はまずまず良かったなと、満足して
帰り道を歩き始めました。

090429koaji01
今年初めて見たコアジサシ

090429daisagi_kawau01
ダイサギ(手前)と、飛んで行くカワウ

すると、ここでラッキーが!

今日は軽装備だったため、重装備ならこの道は通っていなかった
だろうなという、いつもとは違う道を通っていたところ、メダイチドリ
がけっこう近い所に飛んできました。

090429medai01
ラッキーだったメダイチドリ

見ていると、短時間のうちに、泥の中から次々にゴカイを引きずり
出して食べまくり、しばらくして、また飛んで行ってしまいました。

090429medai02
ゴカイをハイペースで次々に食べていました

帰り際にタイミング良く、メダイチドリを撮影できて、やっぱり来て
良かったなと思いながら、今度こそ帰途に就いたのでした。

090429medai03
写真はいずれも 2009年4月29日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年4月27日 (月)

早起きしてみましたが・・・

この土日は、土曜日は雨のためフィールドには出られず、
迎えた26日の日曜日、生駒山の麓で早朝探鳥会があり、
珍しく早起きして参加してきました。

朝5時ごろに家を出て、難波発5時48分の近鉄電車に
乗り換え、目的地には6時20分ごろ到着。

例年はこの時期に、夏鳥の大コーラスが聞かれ、オオルリ
やキビタキのほか、コマドリの声も期待できるという話だっ
たので、楽しみにしていたのですが、、、

この日は、たいへん風が強く、気温もあまり上がらず、早朝
は、とても寒くてすっかり体が冷え切ってしまいました。

この寒さが悪かったらしく、鳥の出も非常に悪くて、例年に
ない不作となってしまい、残念ながらあまりたくさんの鳥に
出会うことはできませんでした。

それでも、今年初めて、キビタキやヤブサメの囀りを聞くこと
ができたので、いちおう雰囲気は味わうことができました。

まあ、私がいつになく早起きしたりすると、こんなもんですね。
この週末は1枚もシャッターを切らずに終わってしまったので
3年前に春の信州で撮ったキビタキの写真を引っ張り出して
きてみました。

060505kibitaki01_2
キビタキ 2006年5月5日撮影(下の1枚も同じ)
Canon EOS10D Nikkor ED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)

当初の予定では、早朝探鳥で山の鳥の囀りを楽しんだあと、
午後から海辺へ移動して干潟の鳥でも見ようかと思っていた
のですが、この強風では海辺はさぞかし寒いだろうなと思わ
れ、さらに帰るころには雨まで降りそうな空模様になってきた
ので、結局断念して、お昼前に帰宅となりました。

平日は天気のいい日が多かったのに、よりによって土日だけ
天気が崩れて、何だかめぐり合わせの悪い週末でした。

060505kibitaki02_2

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2009年4月24日 (金)

日本海(2)

予想外のヒメウ出現に、嬉々としてシャッターを切った
あと、さて本命のオオハムはどうかと目を向けてみれ
ば、相変わらず遠く沖の方に浮かんでいて、まともな
写真は撮れそうにありません。

オオハムなのかシロエリオオハムなのかの識別も、
何だかよくわからない距離で、
600ミリにテレコンを
付けても、こんなに広角な感じの写りになってしまい
ました。

090419oohamu02
オオハムsp.の群 2009年4月19日撮影
Canon EOS10D EF600mmF4L(エクステンダー1.4倍使用)

比較的近いのでも、だいぶトリミングして、こんな感じ
です。

090419oohamu03
090419oohamu01

これでは、撮影にはちょっと遠すぎるので、見るだけでも
しっかり見ておこうと、久しぶりにフィールドスコープを引
っ張り出してきて、じっくり観察することにしました。

オオハムはまだ冬羽もしくは、夏羽に換羽し始めたばかり
で、残念ながら綺麗な夏羽になった個体は、今回は見つけ
られませんでした。

オオハムを観察中に、こちらもかなり沖の方に居たので
写真は無理でしたが、アカエリカイツブリの夏羽も見られ
ました。

ヒメウ・オオハムに続いて、普段はなかなか見る機会のない
鳥に出会えて、やっぱり来て良かったなと思いました。

090419tobi
トビが地上に下りていました Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

その後、ちょっと場所を移動して、海に面した高台から眼下
に日本海を見下ろすポイントへ行ってみました。

そこは、以前に日本海に海鳥観察に通いつめていた人から
教えていただいた場所で、ここから見る日本海の景色は本当
に素晴らしく、また、あまり知られていない場所なので、とても
静かな時が流れていて、もうのんびりとこの景色を眺めている
だけで満足だと思えるほどでした。

今回何年ぶりかで訪れてみましたが、やっぱりここは本当に
良い場所だなと再確認できたのでした。

そんなポイントに着いて、海上を見渡してみると、かなり遠く
ではありますが、ざっと数えただけで、300羽以上のオオハム
もしくはシロエリオオハムの群が浮かんでいるのが見られま
した。

下の写真は、群の一部を撮ったもので、遠くてわかりにくい
ですが、白く見えているのはカモメ類で、海上に浮かんでい
る黒い点がオオハムです。

090419oohamu04
遠くてわかりにくいですが、オオハムsp.の群
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

実際には、この何倍もの数が浮かんでいて、これだけの鳥
を養えるだけの魚がいる海の豊かさを実感することができ
ました。

こうして、日本海での観察を締めくくり、とてもリフレッシュした
気分で帰途に就いたのでした。

090419isohiyo02_2
イソヒヨドリ Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年4月23日 (木)

日本海(1)

4月19日の日曜日、前夜は丹後半島の道の駅で車中泊
となりましたが、寝不足だったこともあって、夜8時ごろに
は就寝したため、翌朝はいつもより早くから起きることが
できて、人影まばらな早朝の浜辺で探鳥スタートしました。

090419tango
丹後半島の浜辺 2009年4月19日撮影 Canon EOS10D EF28-105mmF3.5-4.5

ここでの狙いは、当地で春の渡りの時期によく観察されて
いる、オオハムとシロエリオオハムで、過去にはきれいな
夏羽に換羽したオオハム類を観察できたこともあり、今回
も大いに期待して訪れました。

さて、オオハムらしき姿が見当たらないかと、海上を見渡し
てみると、かなり沖のほうに20羽くらいの群が見えるほか、
岸から比較的近いところに1羽だけで浮かんでいる鳥が目
に入りました。

これはチャンス!と、そちらの方にレンズを担いで行って
みると、何かオオハムとは様子がちがいます。

よく見てみれば、何と予想外のヒメウでした。

090419himeu04
ヒメウ出現 2009年4月19日撮影
Canon EOS10D EF600mmF4L(エクステンダー1.4倍使用) 以下の3枚も同じ

これまでは、ヒメウを見たといえば、海岸の岩場でウミウに
混じって休息しているのを、遠くから見たことが何回かある
程度で、こんなに近くで泳いでいるのを見るのは、初めてで
した。

090419himeu02

それから一時間あまりにわたって、ヒメウが海面に浮かん
だり、潜って魚を捕ったりするのを観察することができまし
た。

なにしろ顔の黒っぽい鳥なので、写真に目がちゃんと写って
いるか心配でしたが、黒い部分に埋もれることなく、ちゃんと
わかるように写っているカットが撮れてい
て良かったです。

090419himeu03
何やら細長い魚を捕らえました

090419himeu05
首を上に伸ばして呑み下します

こうして、予想外の出現となったヒメウを、しばし撮影してから
再びオオハムに目を向けてみました。 (つづく)

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2009年4月22日 (水)

豊岡のコウノトリ(2)

コウノトリの郷公園に向かって、円山川の右岸を南下
していく途中に、名前はよく聞くけれど、今まで行った
ことがなかった「玄武洞」がありました。

この玄武洞、約160万年前に火山の噴火で噴出された
マグマが固まって形成された玄武岩塊が、侵食によっ
てむきだしになったもので、鍾乳洞のように中に入って
見学できるわけではなく、外からその外観を眺めるだけ
となっています。

090418genbudo01_2 
玄武洞(洞窟の中には入れません)

洞窟の外側にも、きれいな柱状節理が見られました。

090418genbudo02

さて、玄武洞に立ち寄った後、コウノトリの郷公園へ行って
みると、上空に5羽の放鳥コウノトリたちが舞っていました。

090418kounotori02_2 

ここでは、野生復帰に備えて放鳥準備中のコウノトリたちが
公開ケージで飼育されていて、毎日午後3時にケージ内の
池に餌の魚を放して、自分で餌を捕る練習をさせているの
だそうです。

しかし、その時間にここに来れば、確実に餌にありつける
ことを知っているため、餌の時間が近づくと、すでに野外
に放鳥されているコウノトリも続々と集まって来るのでした。

090418kounotori03

餌の時間の30分前から、すでに上空で様子を見るように
飛び回っていた放鳥コウノトリたちが、いよいよ餌の時間
が近づくと、徐々に高度を下げてきて、ついには屋根の
ない公開ケージの中に舞い下りはじめました。

090418kounotori04
090418kounotori05
コウノトリ放鳥個体 写真はいずれも 2009年4月18日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

放鳥コウノトリ以外にも、アオサギやダイサギ、トビなども
餌のおこぼれを狙って集まってきて、いよいよ餌が撒かれ
始めると、ケージ内は魚の取り合いで、たいへんな騒ぎに
なります。

こんな競争の中で魚を捕ることもまた、野外復帰のための
訓練になっているのかもしれませんね。

090418kounotori07

こうして、コウノトリを撮影した後、そのまま家には帰らずに
丹後半島に移動して、翌日の海での探鳥に備えました。

温泉に浸かって、夕食は弁当を買って、さっと済ませると、
前日から寝不足だったこともあって、夜8時ごろには早々
と寝てしまいました。

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2009年4月20日 (月)

豊岡のコウノトリ(1)

この土日の小旅行、まずは豊岡で、今年も放鳥コウノトリ
の繁殖が始まり、雛が孵っていると聞いて見に行ってきま
した。

まず最初にコウノトリの郷公園に寄って情報収集の後、
円山川に沿って北上したところにある人工巣塔で3羽の
雛が育っているとのことで、そちらへ行ってみました。

田んぼの奥にある人工巣塔を、数百メートル離れた道から
観察します。

到着してしばらくは、雛の姿が2羽しか見えなかったのです
が、しばらくして、巣材の中に埋もれていた、もう1羽が顔を
出し、ようやく3羽が揃って見られました。

090418kounotorij02
親鳥の足元に3羽の雛 2009年4月18日撮影
Canon EOS10D EF600mmF4L(エクステンダー1.4倍使用)

雛は4月3日に孵化したということで、まだまだ小さく、巣立
ちまでには、まだだいぶ日数がかかりそうです。

できれば、来月の後半あたりにまた訪れて、大きくなった姿
を見てみたいものだと思っています。

約1時間半ほど、ここで観察しましたが、その間親鳥は
1羽がずっと巣に着いていて、餌運び等は見られません
でした。

ずっと待っていれば、もう1羽の親鳥が餌を運んで来たの
でしょうが、時間の都合もあり、午後1時ごろにこの場を離
れて、再びコウノトリの郷公園の方向へと移動を開始しま
した。 (つづく)

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2009年4月16日 (木)

桜並木(3)

しばらく、アトリやコゲラを撮影していると、近くの木に
ニュウナイスズメの群れがやってきました。

090412nyunai04

大阪近辺では、珍鳥というほどではないけれど、そんなに
たくさん見られるわけでもない鳥だけに、桜絡みの写真が
撮れてラッキーでした。

090412nyunai02_2
090412nyunai01
ニュウナイスズメ (上がオス、下がメス)  2009年4月12日撮影

このニュウナイスズメの群れは、けっこう派手に花をむしり
取るようにして食べていました。

けっこう長い時間、ずっと見られていたのですが、先日から
時々シャッターが誤作動して調子の悪かった、40Dの状態
がいよいよ本格的に悪化してしまい、結局この日は、40D
では、ほとんど撮影できず、主に10Dを使っていました。

090412nyunai05
2009年4月12日撮影 この写真だけ Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS
       その他の写真はいずれも Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

その後、再びアトリが出現。下の写真は、バックのピンク色
がかったボケは、実は花ではなく看板の色なのですが、計
らずも意外といい感じの写りになりました。

090412atori07

こうして、桜の花と鳥の組み合わせで、春の一日を楽しむ
ことができました。


来週からは、そろそろ渡りの夏鳥や、シギ・チドリなど干潟
の鳥を見に行きたいと思っています。

090412nyunai01_2

ちなみに、このところ不調の40Dを、ようやく修理に出して
きましたが、中の部品を交換することになりそうで、ちょっと
痛い出費になるかもしれません。

はじめは、不調の原因がわからなかったのですが、そうい
えば思い当たる理由が有りました。

急な大雨でカメラを濡らしてしまったことがあり、すぐに水滴
を拭き取ったので大丈夫だろうと思っていたのですが、その
直後は何ともなかったものの、少し日が経ってから、時々誤
作動が起こるようになったので、やはりあの時、カメラの中
に水が入ってしまっていて、部品の故障を引き起こしてしま
ったのでしょう。

今後は、雨対策等も、もう少し強化しなければいけないな
という教訓にしたいと思います。

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2009年4月14日 (火)

桜並木(2)

この前の日曜日、天気も良く、暖かいのを通り越して、もう
すっかり初夏を思わせる、暑い日射しの中、桜の花と鳥を
絡めて撮影しようと、淀川三川合流点の桜並木に出かけ
てきました。

もうだいぶ散り始めているとはいえ、それでもまだ、たくさん
の桜の花が残っていて、桜と鳥の組み合わせにチャレンジ
することができました。

桜並木の道に入って、はじめに現れた鳥はヒヨドリでした。

090412hiyo01_2 

普段はあまり目を向けることのない普通種のヒヨドリですが、
いつもとは違うシチュエーションなので、ちょっと撮ってみよう
かなという気になって、いざ撮影してみようとすると、これが
意外に難しいことがわかりました。

桜並木の道を、少しずつ奥に進みながら、さらに鳥を探して
いると、今度は、きれいな夏羽になったアトリが姿を見せて
くれました。

090412atori05_2 

今年の冬は、アトリが多く見られましたが、春になって、渡去
する直前に、夏羽に衣替えした姿を見せてくれて、最後まで
楽しませてもらえました。

090412atori06
090412atori03

アトリ (上がオス、下がメス) 2009年4月12日撮影

また、道のすぐ脇の木では、コゲラが人がすぐ近くを通るのも
かまわずに、ずっと巣穴を掘り続けているのが見られました。

090412kogera_2
コゲラ ここまでの写真はいずれも 2009年4月12日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

こうして、人が多すぎて鳥どころではないかもしれないなという
当初の心配をよそに、予想以上に多くの鳥を見ることができた
のでした。 
 (つづく)

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2009年4月 5日 (日)

冬から春へ

3月最後の土日から、いよいよ全国的に、高速道路の
通行料が1000円になる施策が始まりました。

今までは、そんなにしょっちゅう高速道路を利用するわけ
でもないので、またそのうちに導入すればいいかと、ETC
の導入を先延ばしにしていたのですが、1000円にしてくれ
るとあっては、この機会に導入するしかないだろうと、
少し
前にようやく重い腰を上げて、まずは
ETCカードを作りまし
た。

さて、次はいよいよ車載機だなと、先日近所のオートバッ
クスへ行ってみると、何とETC車載機は売り切れで、次の
入荷はいつになるか未定だというではないですか・・・

まさかそこまで品薄になっているとは思わなかったので、
すっかり当てがはずれた形で、とりあえず待つしかない
状態になってしまいました。

まあ、ゴールデンウィークまでに導入できればいいので
すが、そんなわけで先週の日曜日は、1000円の恩恵は
受けられないは、渋滞に巻き込まれるはでは、たまらな
いので、遠出は見合わせて、近場でちょっとだけ撮影し
てきました。

090329mozu_2
モズ 2009年3月29日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

桜や菜の花が咲いて、ツバメが盛んに飛び交い、もう
すっかり春爛漫といった雰囲気で、普段はあまり藪の
中から出て来ないウグイスも、目立つ場所に止まって
さえずっていました。

090329uguisu
ウグイス 2009年3月29日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS


そんな、季節が冬から春へと移り変わっていく中、この冬
なかなか思うように撮れなかった、ベニマシコのオスを何
とか撮影することができました。

090329beni01
ベニマシコ 2009年3月29日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS


もう渡って行ってしまったかと思っていましたが、まだ残っ
ていて、最後に姿を見せてくれ、おそらくこれが、今シーズ
ンの見納めになるだろうなと思いながらシャッターを切りま
した。


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2009年3月26日 (木)

ノハラツグミ三度目

すでに二度見に行ったノハラツグミ、いくら次はいつ見ら
れるチャンスがあるかわからない珍鳥でも、さすがにもう
十分だと思っていました。

ところが、しばらく家を留守にした後、帰って来て、情報
収集してみると、最初の出現からもう1ヶ月になるという
のに、何とまだ同じ場所に居ついているとのことで、せっ
かくだから、もう1回行ってみようかと、3月20日に出かけ
てきました。

090320nohara06
ノハラツグミ 2009年3月20日撮影

前回、二度目の挑戦で、いちおうそれなりに見れる写真は
撮れたとはいえ、別の日に行った人の話など聞いていると、
もっと近距離から撮れる日も珍しくないようで、できればもう
ちょっと近くから撮っておきたいなと思って、三度目の挑戦
となったのでした。

この日は、ちょっと作戦を変えて、手持ち撮影用のレンズだけ
持って電車で出かけました。淀屋橋まで出て、京阪電車に乗
り換え、途中車窓から今年初めてツバメが飛んでいるのを見
つけたりしながら、予想より早く、淀屋橋から1時間弱で目的
地に到着しました。

それでも、朝方まで雨が降っていたので、天気が回復してきた
のを確認してから、午前遅くに出発していたため、到着した時
には、お昼をとっくに過ぎていました。

090320nohara01_2

約3週間ぶりに見るノハラツグミは、今までで一番愛想が良く、
三度目にしてようやく近距離から撮影することが出来ました。

また、この日は朝から天気が悪かったことや、着いた時間が
遅かったこともあるのかもしれませんが、夕方4時過ぎに引き
上げるまでの間、ギャラリーは終始10人前後と少なく、さすが
に沈静化してきたのかな?という印象でした。

090320nohara03
090320nohara02

おかげで、今回は鳥の動きに合わせて、自由に場所を移動
しながら撮影することができて、
草がだいぶ伸びてきて全身
が見えにくくなっているとはいえ、今度こそようやく満足する
ことができました。

それにしても、このノハラツグミ、長い間ずっと見られている
のはうれしいのですが、果たして無事に渡って行けるのだろ
うか?と考えると心配です。

090320nohara05_2
ノハラツグミ 写真はいずれも 2009年3月20日撮影
Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

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2009年3月23日 (月)

淀川

3月15日(日)枚方市の京阪牧野駅近くから、下流に
向かって、枚方大橋近くまでの淀川左岸を歩く探鳥
会があり、参加してきました。

ポカポカと暖かく、すっかり春の陽気で、河川敷の茂み
では、ウグイスがさえずり始めていました。

このコースは、川辺の道に沿って、疎林や潅木のブッシュ
が続いていて、冬の小鳥がたくさん見られ、川の中に目を
向ければ、カモの仲間などの水鳥も見られるため、1日で
多くの種類を観察できることで知られています。

この日は、アトリやシメなどの冬鳥や、早くも渡ってきたと
思われるコチドリ、大阪府下ではあまり見られないカワア
イサなど、いろいろな鳥に出会うことができました。

中でも、この日一番のお目当ては、今年は当地で、特に
多数が越冬しているというベニマシコで、真っ赤なオスを
はじめ、多くの個体が、あちこちで見られました。

090315beni
ベニマシコ もっと赤い個体もいたのですが、この個体しか撮れず
2009年3月15日撮影 Canon EOS40D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

あまり、じっくりと構えられなかったので、写真を撮るには
難しく、残念ながら真っ赤な羽色の個体は、撮影できませ
んでしたが、川沿いにゆっくりと歩きながら、多くの鳥を観
察でき、天気も良くて楽しかったです。

冬鳥シーズンも、もう終わりかけの3月半ばにもかかわらず、
50種類近い鳥が観察でき、充実した1日となりました。

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2009年3月19日 (木)

ノハラツグミ(2)

京都に現れたノハラツグミ、1回目に見に行った時には、
満足な写真は撮れないは、花粉症は悪化するはで、ろく
な目にあいませんでした。


それでも、見る分にはそこそこ楽しめたので、人も多いし、
体調も悪いし、別にもう改めて見に行かなくてもいいかなと
思いかけていました。

しかし、このまま再度見に行かずに終わってしまったら、自分
の中で、ノハラツグミのイメージが悪くなってしまいそうだった
ので、せっかく一生に何度も見れないかもしれない鳥が居る
んだから、やはりもう一回くらいは行っておこうと考え直して、
3月1日に再び足を運んでみました。

前回ここに来た途端に、花粉症が急激に悪化してしまった
こともあって、今回は、今までしたことのなかった花粉よけ
のマスクでガードして、恐る恐る出かけました。

2度目の挑戦となったこの日は、しかしノハラツグミは、なか
なか良い場所に出てきてくれず、このままでは先週の二の舞
になってしまうのではないかと心配させられました。

到着から一時間くらいが過ぎた頃、金網のフェンスに囲まれた
草地の中で、ほぼ全身を見せて佇んでいて、距離的には、けっ
こう近いけれど、そのままでは金網が邪魔になって撮影できな
いという状況がありました。

これはもう、とにかく何とかして撮影しておかなければと、三脚
からレンズを外して、ガードレールの上に登り、フェンスの上に
レンズを載せて、辛うじて撮影できたのが、この写真です。

090301nohara01
ノハラツグミ再び 2009年3月1日撮影 Canon EOS10D EF600mmF4L

実は先日から、40Dの調子が悪くて、時々シャッターを押して
いないのにミラーが誤作動して、カシャカシャ音が鳴り続けた
り、ミラーアップした状態で止まってしまったりすることがあり、
この時も調子が悪くてどうしようもなかったので、久々に10D
の出番となりました。

ちなみに、しばらく間を置いてから40Dを使ってみると、今度は
さっきの不調が嘘のように快調に撮影でき、下の写真は40D
で撮影できました。

調子の良い時には、何の問題もなく使えるのですが、原因が
わからないだけに、早目に修理に持って行かなければと思っ
ています。

その後、午後3時くらいまで粘って、ようやく比較的撮りやすい
所に出てきてくれましたが、それもごく短い時間だけで、前週
に比べれば、だいぶ良かったとはいえ、
やっぱり苦労させられ
てしまいました。

090301nohara05
090301nohara06

2009年3月1日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

それでも、大満足とまではいかないまでも、それなりに成果
が上がったので、やはりもう一度行ってみてよかったなと思
いました。

良かったといえば、初めて使ってみた立体型マスクの効果は
抜群で、長時間野外に居ましたが、花粉症が再び悪化する
こともなく、無事に過ごすことができました。

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2009年3月18日 (水)

ノハラツグミ(1)

日本では過去に数例しか記録されていない、極めて稀な迷鳥
のノハラツグミが京都に出ていると聞いて、2月21日と3月1日
の2度、見に行ってきました。

ノハラツグミは、本来はヨーロッパ方面に生息している鳥で、
もちろん関西初飛来。次はいつ見れるチャンスが有るかわか
らない大珍鳥だけに、ギャラリーの数も連日ものすごいことに
なっていると聞いていました。

2月21日、少々道に迷ったりしつつ、ようやくノハラツグミの出現
ポイントに到着してみると、池の畔にちょっとした林のある、その
場所に面した道に、おそらく100人近くは居るだろうという人だか
りが出来ていて、まさに殺到するといった感じで、ノハラツグミに
相対していました。

これには、噂には聞いていたけれど、本当にすごい人出だなあと
驚かされました。

さて、ノハラツグミはというと、池の畔の地面や、すぐ隣にあるフェ
ンスに囲まれた草地を行き来していて、時々木の枝に止まったり
してくれ、見るだけなら、けっこう楽しめました。

しかし、撮影に関しては、とにかく人が多すぎて、自分の構えて
いる所とちがう方向に鳥が出ると、そちらへ移動することもまま
ならず、結局この日は、枝被りの証拠写真しか撮れず、非常に
不満の残る結果となってしまいました。

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ノハラツグミ この日はこんな写真しか撮れず・・・
2009年2月21日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L


この日は、夕方から用事があったこともあり、これでは長居しても
しょうがないので、また日を改めて、今度は平日に出直そうと決
めて、早目に帰りました。

実は、数日後の平日に休みを確保してあったので、その日にもう
一度行ってみるつもりだったのですが、ノハラツグミを見に行った
後、花粉症が急激に悪化して、とても野外に出ていられるような
状態ではなくなってしまったので、残念ながら休暇を取ってあった
日は、家から一歩も出ずに、完全休養に充てさせてもらいました。

体調の悪さや、あまりの人の多さに、もう一度見に行くべきか
どうか悩んだのですが、やっぱりこんな不満な内容のままで
は気分が悪いので、もう一度行ってみることにして、3月1日
に再度出かけたのでした。 (つづく)

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上空を飛んでいたハヤブサ
2009年2月21日撮影 Canon EOS40D EF600mmF4L

 

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2009年2月27日 (金)

2007年珍鳥の記録(4)まとめ

2年前の冬季を振り返るシリーズも今日で最終回です。

昨日までに紹介した、ハマヒバリ・ミズカキチドリ・キガシラ
シトドに比べると、珍鳥度はガクッと下がりますが、この年
には他にも、伊丹の梅林のオジロビタキや、千里の公園
のコイカル、そして服部緑地に居たトモエガモなど、そこ
そこ珍しい鳥を見ることができました。

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梅林のオジロビタキ(メス) 2007年2月11日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS


私は、どこかに珍鳥が出現したと聞いても、何を置いても
すぐに見に行くというようなタイプではなく、むしろちょっと
間を置いてから、ゆっくり見に行くタイプですが、それでも
毎週末、活動し続けていれば、けっこういろいろな鳥に出
会う機会があります。

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トモエガモ(オス) 2007年1月23日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS

特に珍鳥好きというわけではありませんが、やっぱりまだ
見たことの無い鳥は、どんどん見てみたいという気持ちは
強く、また、鳥にかこつけて、いろいろな所へ出かけられる
のも、大きな楽しみのひとつになっていると思います。

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コイカル 2007年2月3日撮影
Canon EOS10D EF100-400mmF4.5-5.6L IS


この冬も、もう終わりかけとなっていますが、行っておきたい
所が、まだ何箇所か残っているので、もうひと頑張りして、
いい形で締めくくれたらいいなと思っています。

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2009年2月26日 (木)

2007年珍鳥の記録(3)キガシラシトド

2年前の冬季を振り返るシリーズ、第三弾は大阪の大泉緑地
公園に現れ、長期間にわたって観察されたキガシラシトドです。

私がこの鳥を初めて見に行ったのは、2月のはじめでしたが、
それよりだいぶ前から出現していて、まさに遅れ馳せながらと
いう感じで見に行ったのでした。

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キガシラシトド冬羽 

現地に到着してみると、キガシラシトドは、薄暗い木陰のブッシュ
の中に居て、時々開けた所に出て来はするものの、またすぐに
隠れてしまって、なかなかゆっくりと撮影できませんでした。


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羽色についても、冬羽のため、その名の由来となっている頭頂部
の鮮やかな黄色は出ていなくて、全体に褐色で、頭はうっすらと
黄色っぽい程度という地味ないでたちでした。

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ここまでの写真はいずれも 2007年2月4日撮影 
Canon EOS10D NikkorED600mmF5.6(EOSマウントアダプター使用)


春になって夏羽に換羽すれば、まるで別の鳥のようにきれいな
羽色になるということでしたが、まさかそんな時期までは居ない
だろうと思っていました。

しかし、そのまさかが現実になったのでした。

4月になっても、キガシラシトドはまだ渡去せずに残っていて、
きれいな夏羽に換羽が進んでいると聞いて、2ヶ月ぶりに見に
行ってみると、こんな姿に変身していました。

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夏羽に換羽したキガシラシトド

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070421sitodo04
この3枚はいずれも 2007年4月21日撮影
Canon EOS10D EF300mmF2.8L(エクステンダー1.4倍使用)

2週連続で夏羽になったキガシラシトドを見に行きましたが、
1週目の時には、なかなかいい所に出てきてくれず、あまり
気に入ったカットを撮れませんでした。

しかし、2週目の時には、地面だけでなく、木の枝や石の上など
にも、よく止まってくれて、十分に楽しむことができました。

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背伸びをしてタンポポの綿毛をついばみます
(この写真のみ 2007年4月14日撮影)